富士市 リノベーション完成
初夏から行って参りました、富士市のリノベーション工事、何とか年内に完成、先日無事お引き渡しとなりました。
そもそも、リノベーションとは…?
リノベーションとは、「住環境を大きく替える工事…?」みたいな曖昧な説明が多く、特にリフォーム専門業者は、
大がかりなリフォーム=リノベーション
と定義しているようです。
が、それは全然違う!
マクスが考えるリノベーションとは、「耐震性」「断熱性」「湿度コントロールなどの室内空気環境」を、新築当時よりも大幅に向上させ、現在の基準で見ても高品質なレベルにすること。
そう考え、築40年以上にこのお宅を、耐震栄・断熱性・快適性を、現在の基準で見ても高性能、と言えるレベルまで向上させました。
国から「長期優良化リフォーム推進事業」の補助金の採択も受けての工事でした。
前置きが長くなりましたので、ビフォアー&アフターで、お届けします。
こちらは工事前の外観。
耐震診断では、耐震性はほぼゼロに近く、そして、断熱材が入っていないので、冬はとにかく寒かった…。
リノベーションが完了しました。
シックイでシンプルに仕上げました。
天窓が新しく付いているのがお分かりいただけると思います。
工事前の玄関。
以前手摺も付けさせていただいたのですが、やはり暗く、玄関を境に右と左で導線が完全に分断されていました。
こちらは新しい玄関。
室内は、新築でも使っている、自然素材の珪藻土。
下駄箱の上にはニッチを作り、その奥の珪藻土は群青色に仕上げました。
ここに奥様のお好きな小物を並べていただこうと思います。
ちなみに、引き戸の上の黒い部分は、抜いた床柱で作りました。
玄関を入った先の廊下はこんな感じでした。
光が届かないので、寒くて部屋のドアを閉めると、昼間でも真っ暗に…。
リノベーション後は、天窓を設け、明るい廊下に。
というよりも、断熱性を静岡の高断熱基準よりも上げて、開放的な間取りでも寒くない様にし、LDKを一つながりの空間に。
天井も、低いところと吹き抜けの高いところでメリハリを付けました。
天窓の窓は、リモコンで電動開閉出来るので、夏は開けて重力換気で熱い熱を排出するので、快適に過ごせるはずです。
こちらは解体工事前のリビング(二間続きの和室)。
コタツコーナーも設けた空間に。
と、こんな具合です。
全く違う家の様に生まれ変わることが出来ました。
先日お引き渡しを終えましたが、担当した社員大工の丸山は、感極まって…。
奥様もつられて…。
そこまで喜んでいただけて、私も大変嬉しかったです。
そして、丸山もとてもよく頑張りました。
いーこいーこして誉めてあげましょう。
長らく仮住まいでご不便をお掛けしたお施主様、ご協力誠にありがとうございました。
これからは、暖かくて涼しい家で、安心してお過ごし下さいませ。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
さて、年末のゴタゴタで完成見学会無しとなってしまいましたが、見学をご希望の方は、お施主様にお願いしてみますので、私までご相談下さいませ。
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2014年12月24日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。