銀色のネズミ
昨日、木の外壁について書きます!と予告いたしましたので、忘れずに、まず一回エントリー。
私のバイクが入っている小さな車庫ですが、外壁がその木の外壁。
ウエスタンレッドシーダーです。
ちなみに、こちらの小さな車庫は、私の手作りです。
一応リンク貼っときますと、過去ブログですが、基礎工事の様子&上棟の様子&外壁工事の様子。
過去記事より、作ってから二年とちょっと経っていることが分かります。
上の写真で、木の色が、左側(建物側)は濃いめの茶色で、右側(フェンス側)は白っぽいですね。
分かりにくい?では、曇りの日の画像を。
こんな感じです。
もともと、名前の通り、ウエスタンレッドシーダーの色は左側の赤が強い茶色。
それが、雨風と太陽に当たり、右側のように色が薄れて行きます。
あとさらに5年もすると、全体に灰色に変わって行きます。
灰色と言っても、色々ありますが、欧米では、その状態の木の色を、シルバーグレー(silver grey)と呼びます。
JISの色彩規格では「明るい灰色」となりますが、色や天気など、独特の表現が多い日本では、この色を「銀鼠:ぎんねず」と呼びます。
銀色がかった鼠色のことですね。
江戸時代に着物の色として鼠色が流行したそうです。
その中で、銀鼠は明るい色合いの鼠色をそう呼んだようです。
この写真の木の外壁は、建てた当初から色を塗っていません。
色を塗ると、まずその塗装の色が完全に飛んでからでないと銀鼠になりません。
マクスの施工物件は、いままで古いものは全て塗装しているので、残念ながら「これが銀鼠の状態です」という写真をここでお見せできません。
が、各地で撮影してきた銀鼠の状態の写真は、いくつも持っておりますので、会社でお話しする際には、お見せすることが出来ます。
興味のある方は声を掛けて下さい。
とても渋い、カッコイイ色です。
つまり、塗装しなくても、腐らなければ、それでOKと言うことになりますね。
ふふふ…どうなんでしょうか(笑)。
と、謎の笑いを残して続きます。
蛇足ですが、我が家の愛犬の家も、レッドシダーです。
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。