地震に負けない基礎作り その2
金曜日の基礎工事の続きです。
が、金曜日とは別の、富士宮市の新築現場です。
どちらも、自然室温で暮らせることを目指す『びおハウス』です。
こちらのほうが、やや進んでおりまして、写真は配筋の外部検査を受ける直前の様子です。
金曜日のブログで、
外周部だけでなく、中央に大きな「ミゾ」があるのが「ミソ」です。
と書きました。
これがその「ミソ」。
大きなミゾに合わせて、鉄筋の梁が組まれているのがお分かりいただけると思います。
基礎が完成してしまうと分かりませんが、ベタ基礎の下に、鉄筋コンクリート製の梁が出来ることになります。
「地中梁」と言います。
・どこに、どの程度の地中梁を入れるのか…
・その地中梁の鉄筋の本数と太さとピッチは…
そういったことは、全て建物によって異なり、一棟一棟、許容応力度設計という構造計算によって、最高レベルの耐震性能である「耐震等級3」の計算をしています。
だから例えば、計算の結果により、地中梁の左右で鉄筋の間隔も違うのです。
やっぱり見えなくなる所が大事ですね。
2014年02月10日
Post by 株式会社 macs
About Me
鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。