厳寒の東北で断熱を勉強しよう その1
先週、温暖な静岡から、厳寒の東北、岩手~秋田、と出張して参りました。
個人的に、非常に衝撃を受け、勉強になった出張でした。
そこで三回に分けてご報告です。
一回目は軽めにスタート、建物ミニ探訪から。
「1月なのに、道路の雪が溶けてて、今日は随分暖かい…」
のだそうですが、寒いよぉ?(泣)。
写真中央は、セミナーが行われた「いわて県民情報交流センター」。
通称「アイーナ」。
アイ?ン♪
「全ての県民が世代や地域、職域を超えて集うことのできる拠点施設」
というだけのことはあって、すごい建物です。
設計は、曽根幸一氏。
調べてみると、東京臨海新交通ゆりかもめ駅舎を設計された方だそうですが、新橋のあの駅…?
どの建物か分かりませんでした。
寒い東北で、この吹き抜けの大空間と、ガラス張りの開放感。
エレベーターまでガラス張りのスケルトンです。
暖房費はどうなんだろう…?
と思いますが、太陽光発電や地熱発電、そしてダブルスキンと、建築的に様々な工夫がなされている建物です。
上の写真は図書館。
本を読んでいる人を上から見ちゃうって…(笑)。
図書館の他にも、運転免許試験センターをはじめとする様々な行政サービス機関、岩手県立大、貸し出し施設など、産官学の拠点となる様な建物です。
そんな産官学の建物内で、まさに岩手県の産官学のプロジェクトの勉強会だったのですが、お話しは明日に続きます。
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。