薪ストーブの煙突掃除4
本日も薪ストーブネタをもう一丁。
なんだかんだと忙しく、自宅の薪ストーブの煙突掃除は後回し。
ま、自宅なら、「やばいなっ」と言う限界が分かるので、その時掃除すればいっかと…。
(よい子は決して真似しちゃダメよ)
ところが、家に帰ると、薪ストーブに点火した長男坊が、
「父ちゃん、ダンパーが壊れちゃった…。」
と言うではないですか。
ダンパーのハンドルを動かしてみると、確かに手応えゼロ。
「もぅ…、そぅっと回さないから壊れるんだよ…」
と、大人げなくブツブツ…
「オレ、そぉっと回してるもん…」
と長男。
ちなみに、黄色の丸部分がダンパーです。
ここを開けると、炎と煙が二次燃焼室を通らず、直接真上の煙突に直結されるので、ドラフト(煙突上方向への上昇気流)が無い着火?温度が上がるまでを、円滑に燃焼させることが出来ます。
で、その日は熱くて触れないので、翌日分解してみました。
すると…
これ、天版外した所です。
家内撮影で、芸術的にブレブレですみません。
私が指差しているのがダンパーを固定する金具。
その固定金具をダンパーに固定しているネジがポッキリ折れています。
左手に持っているのがその折れたネジ。
これ、薪ストーブの内部をしたから見上げて撮影。
うっすら黄色に色づけした部分がダンパーです。
このネジは、毎日のダンパーの開閉でかなりの力かかる上に、直火でガンガン熱せられるので、酸化して折れちゃったんですね。
さらに、ダンパーに隙間が見えます(上の光が見えますね)。
不燃のパッキンを一度も交換していないのが原因ですが、ダンパーとの接合部分が曲がってしまっています。
このへんは鋳物の限界か…?
パッキン付け替えねば…。
小さいパイプレンチで折れたネジを取り外し、ホームセンターでステンレスのネジを買ってこようかと思案していると、
…ん?
折れたネジの上に、意味不明のネジ。
もしや?と思って取り外してみると、これは固定用ではない。
ということは、予備のネジ?
はめてみるとピッタリ。
そうか、このネジは折れやすいから予備を予めくっつけてあるのね(多分…)。
※続報
アップ後判明:このネジはダンパーの角度調整用でした。
(正規代理店の広島のN様、情報ありがとうございました!)
というわけで、無事修理完了の巻。
手は真っ黒黒介。
2013年11月13日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。