痛恨のミス
富士宮市のリノベーション現場風景をご紹介致します。
さてこの画像、私のオレンジのスリッパが写っていることでもお分かりいただけると思いますが、下を向いて床を撮影しております。
右側の段ボールを掛けてある部分がドア。
一本引きのドアなので、私が立っている目の前が薄い壁で、その向こう側を、戸が走る、とそんな部分です。
この写真には、大きな工事ミスがあります。
さて、どこでしょう…?
…
…
…
はぃ、ハズレです。
この納まり自体には間違いはございませんで、工事ミスは、
「上吊り式の建具」のご要望なのに、「レール式の建具」を発注してしまい、
さらに、発注ミスに気付かず、そのまま取り付けてしまった…。
という、もう、酷い工事ミスです。
痛恨のミスです。
現場監督が間違えたのですが、もちろん、故意に間違えたわけではありません。
だから、私も激怒したりはしませんが、それでも注意不足のそしりは免れません。
こちらのミスですから、もちろん、建具枠も床も、全て壊してやり直し。
お施主様には、心配をお掛けした上に、工事が伸びてしまい、ただただ申し訳がない気持ちで一杯です。
お施主様は、怒るでもなく、やり直しが発生してしまったことで逆に、
「なんかすみません…」
と仰るので、もう、余計に申し訳なく…。
人間ですから、ミスはあります。
完璧を期そうとしても、大きな工事になれば、完璧なノーミスは、難しいことです。
でも問題は、その時に、どうリカバーするか。
ブログでは、ありのままをお伝えしようと思いまして、ご報告させていただきました。
うーーーん、凹むっ。
2013年10月09日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。