平屋の家 パッシブソーラー
週末の構造見学会のために、本日も、もう一題。
平屋の「びおハウス」の工事風景です。
梅雨が明けたので、ようやく天気を気にせずに工事が出来るようになりましたが、6,7月は雨が怖いので、建築中の建物はしっかり養生を行います。
社員大工の丸山が施工しているのは、軒天とか上げ裏と呼ぶ、建物より外側の、屋根の裏側の部分です。
この現場は和風の建物なので、軒天と垂木が化粧で見えます。
軒天を後から上向きで塗装するのが大変なので、上棟前に段取りよく塗装してあります。
これをせっせと垂木の上から貼ってゆくと、
こんな感じになります。
うーん、垂木も塗っとけば良かったかな…。
こうして出来た屋根の上には、防水施工の後、2回目の垂木が施工されます。
この木材の間を空気が通ります。
冬は暖められた暖かい空気が、
夏はその空気を屋根で強制に排出し、夜間、放射冷却が起きると、涼しい除湿された空気が取れるので、
それを床下に送ります。
ほんのちょこっとの電気で、冬暖かく、夏涼しい家にしてくれます。
そんなパッシブソーラーシステムの構造も、構造見学会だからこそ見学出来ます。
ご予約もこちらから。
2013年07月09日
Post by 株式会社 macs
About Me
鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。