リノベ工事着工
昨日は、お日柄も宜しく、
「日曜日ですが、形だけ着工していただけます?」
とのご要望で、
「喜んでー」
と、監督の勝亦と、社員大工の丸山と、私とで行って参りました。
何か、二人でモゴモゴやってます。
通し柱の柱抜け金物の有無を確認するために壁を壊していました。
入ってない…残念。
この建物は、ハウスメーカーの築20年の建物。
構造材はかなり太いのを使っていますが、当時は現在に比べると、耐震に対する考え方が業界全体で低く、この建物でも、そう言った問題点は散見されます。
そもそもリノべーションとは、建てた当時よりも、
【耐震性】
【断熱性】
【快適性】
を向上させる、大がかりな工事、いわば、家を生まれ変わらせるリフォーム工事で、お化粧直しのリフォーム工事とは全く異なります。
お施主様の今回の工事に踏み切った最大の目的は、
「寒くて結露するのを何とかしたい!」
です。
この下には、雨漏りも見られるし…
(怪しいところだらけ)
この階段は、これから住み続けるにはきつすぎる。
・地震に耐えられるように、現行の耐震等級3レベルまで耐震性アップ
・北海道(無理なら東北)でも次世代基準の家と言えるレベルまで断熱性アップ
・階段はもちろん、全館バリアフリー
・結露ゼロ目目指して、全面珪藻土
・エコな暮らしを目指して、次世代パッシブソーラーそよ風搭載
・スローライフの必須アイテム、薪ストーブも設置
と、ここまで頑張ります。
ここまでやるからには、築20年のこの建物に、あと30年から40年は安心して住める、
そんな工事にします。
今回、「どーぞ、どーぞ、何でもやっちゃって下さい」との有り難いお言葉をお施主様よりいただきましたので、工事真っ最中の現場にて、見学会を開催させていただきます。
リノベーションを考えている方は是非参考にしていただければと思います。
詳しくは下記をご覧下さい。
2013年06月10日
Post by 鈴木 克彦
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。