一年後の村松さん
今朝は冷えこみましたね。
昨晩は雪がちらつき、子ども達から
「ねー、とうちゃん、積もるかな?積もったらいいね?」
と、しつこく聞かれましたが、富士市は半端な寒波では雪など降らない、気合いの入った?温暖な土地です。
それでも、今朝は茶畑に霜が降り、少しは雪の気分です(笑)。
我が家は、薪ストーブを焚いておりまして、私が寝る前に薪を大量にくべて、空気量を絞っておくと、朝、家内が起きるまで、いわゆる焼けぼっくいが残っています。
前の晩に私がバケツに用意しておいた小さめの薪を家内が入れると、子ども達が起きてくる頃には、またガンガン燃えています。
なので、朝からパジャマ姿で家中歩いても、別段寒くはなく、玄関を出るまでどのくらい寒いのかが良く分かりません…。
それはさておき、昨日はそんな温暖な富士市に、空っ風吹きすさぶ浜松より、建築家の村松篤さんがお越し下さいました。
目的は、完成した『びおハウスM』を見るため。
『「富士山が写るね!」と、びおハウスMを撮影する村松さん』越しの、富士山とびおハウスMです。
(子供と一緒で私もかなりシツコイ…)
調べてみると、
初めて現場に敷地調査に来ていただいたとき↑から、364日。
ほぼ一年ぶりです。
この時、設計者として、鋭い眼光の先に何を見ていたのか…?
夜のステージか?(お酒一滴も飲まないのに…)
いえいえ、そんなことはない、もちろん、この土地に、ここで住む家族に、最も相応しい家の在り方です。
※怖い建築家センセイではない、という説明用写真が手違いでアップされてしまったようです。
完成したリビングにて。
「うん、いいですね」
とのお言葉。有り難うございます。
今回、基本設計を村松さんにしていただいた後、アドバイスをいただきながら私が図面を書くという形をとらせていただきました。
その過程を通して、「こんな深いところまで考えているのか…」という新鮮な驚きがいくつもあり、大変勉強になったのでした。なるほど、全国に名を馳せる建築家はスゴイのです(当たり前ですけど)。
そして、実際に住んでみて、家族みんなが大満足というのが何よりです。
設計者・私・住まい手の三方良し。
メデタシ・メデタシ。
この後、他の現場も見ていただき、真綿で首を絞める様に?優しく優しく、重ーーいボディーブローのようなご指摘を頂戴したのでした。
うーん、深い深い、まっだまだ、永遠に勉強だーっ!!!
【住んでる家訪問会】のお知らせ
2013年01月18日
Post by 鈴木 克彦
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。