Q値
富士宮市で工事中の、【びおハウスM】です。
ブログがリニューアルされたので改めてご紹介させていただくと、【びおハウス】は、
震災後の家つくりを真面目に考え、丈夫なのは勿論、「自然室温で暮らせる家」を目指しています。
【びおハウスM】の”M”は、マクスのMではなく、考案者の建築家村松篤さんのMです。
建築中の【びおハウスM】は、マクスと村松さんのコラボの家です。
さて、工事はどこまで行ったでしょうか…。
こんなにあった断熱材も、
詰め込まれて気密フィルムも貼られました。
赤いのは、高性能グラスウール24kg/m3品です。
以前、外部の付加断熱をご紹介させていただきましたが(旧ブログ:断熱性能と光熱費)、
壁は合計21cmの断熱層になっています。
冒頭の写真で、左の赤いのは壁に入れた断熱材ですが、右の茶色いのは、屋根に入れた木質繊維断熱材60kg/m3品。(旧ブログ:夏、エアコンは使わない家)
小屋裏に24cmの厚さで施工されていますが、上写真の右側には、小屋裏に納まらないので天井裏に施工されています。この様に、これでもかというくらい高断熱にしてあります。
断熱性を示すQ値という数字は、北海道の高断熱住宅の基準の1.65。
この数字は一般の人には良く分からないと思いますが(ま、ネットで調べて妙に詳しい方もいらっしゃいますけど…)、Q値だけでは住宅の快適性は語れない、というのもありまして、なかなか難しいのでございます。
とにかく、
「自然室温で暮らせる家」を目指す!
と言っている以上、色々頑張っちゃってます。
屋根の通気とか…
ま、こんなのは当たり前ですね。
2012年10月03日
Post by 鈴木 克彦
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。