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ビオブログ

夏越の祓(なごしのはらえ)茅の輪くぐり

本日より季節は変わり、二十四節気は【小暑】。
七十二候は、小暑の初候で【温風至:あつかぜいたる】。

今年は夏が早いですね。
陽子です。

 

社長が先日、県外の方と富士宮の浅間神社を訪れた際に、茅(かや)の輪をくぐる行事をやっていたと教えてくれまして、娘と一緒に富士市にあります米ノ宮神社に行ってみました!

読み方は、「茅(ち)の輪くぐり」ですね。

かつて結婚式でお世話になった神社でもあります(;’∀’))。

ありましたありました!
この時期に神社に行かないこともあり、初めての茅の輪くぐりです。

まずは説明をよく読んで

(蘇民将来【そみんしょうらい】)という言葉を繰り返し唱えながら3回くぐるそうです。

まずは娘から。
バリアフリーにしてくださっていて、小さい子やお年寄りにもくぐりやすく
なっていました!

そして私。まだ青い茅の香りがぷーんと漂ってきました。
小学校の登下校を思い出すような匂いです。

天下泰平・無病息災と書いてあります。

最後に輪をくぐり、本殿に参拝。
すると、

人型に名前と年齢を書いてお賽銭と共に入れてくると、
あとでお祓いをしてもらえるようになっていました!

 

さて、この茅の輪くぐり、するのも初めてでしたが、実はよく知りませんでしたので、調べてみると

毎年6月30日に各地の神社で執り行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」で行われる儀式でした。

「夏越の祓」とは、一年の折返しにあたる6月30日に、
1月〜6月までの半年分の穢れを落とし、残りの半年の無病息災を祈願するそうです。
さらにその半年後が「年越しの祓」となります。

茅の輪くぐりは日本神話に由来するそうで、
なんと唱えていた言葉
「蘇民将来(そみんしょうらい)」は人の名前でした!

スサノオノミコトが旅の途中に宿を求めた、備後国の蘇民将来との逸話が起源ということです。

 

貧しいにもかかわらず、喜んでスサノオノミコトをもてなした蘇民将来に対し、弟である巨旦将来(たんしょうらい)は裕福にもかかわらず宿を貸そうともしない。数年後、再びスサノオノミコトは蘇民将来のもとを訪れ「疫病を逃れるために、茅の輪を腰につけなさい」といったことから変化して茅の輪くぐりになっているようです。
そのやり方は、各地の神社によって様々なようです。

 

調べているうちに、「夏越ごはん」というものを発見!
同じ材料は揃いませんでしたが、冷蔵庫にある夏野菜でまねして作ってみました(^^)/

写真を早く撮り過ぎました(汗)。
このあと、大根おろしとショウガをのせて、レモン汁を入れた天つゆをかけて!
食欲のない暑さの中でも、さっぱり食べられるかき揚げ丼になりました。

お祓いもして、体力もつけて、
残りの半年も頑張りたいです!!!

 

文:鈴木 陽子

2022年07月07日

Post by 鈴木 陽子

カテゴリー:ビオブログ, 地域のこと

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