発端丈山に登ってみた。
本日より七十二候の季節は、立夏の末候「竹笋生:たけのこしょうず」。
こう言ってはなんですが…
シーズン後半のたけのこは、ちょっとだけ、飽きが…(苦笑)。
GW、沼津の実家に子供たちと帰省した折に、とてもお天気が良かったので、前々から子供たちにも登らせてあげたいと思っていた
「発端丈山(ほったんじょうさん)」に登ってきました。
【山登りの参考になればと思うことを書きましたので、最後までお読みいただけたらと思います。】
実はこの山、実家の窓から見える山でして、私が小学校2年生の時に遠足で登ったことのある山です。(40年前!)
当時登った時と同じ「三津北口」から登り始めました。
始めは舗装した道路を進みます。
喧嘩をしているわけでも密を避けているわけでもありませんが、この距離で無言(^_^;)。
まぁ年齢的にもそんな頃です。
しばらくすると、すぐにこんな感じです。
登るのにも、道があっているという確信にもなるこのロープが助かります。
振り返った娘「話が違うのでは・・・?」
インドアの娘にはかなりきつかったようです。
先程のような道を一時間くらい登ったところでちょっと明るく平らなところに出ます。
長男次男は余裕ですが、私と娘は息も切れるし、すべるし、
傾斜が急なので結構大変だったという印象(>_<))。
そこから見える景色はこんな感じです・・・
景色は良いのですが、海や方角があまりはっきりしません。
そこから数分で、山頂に到着です。
グッと高くなって、開けて海が見えます!
富士山はこんな感じ。
山々は
立体的な地図を見ている感じです。
山頂は少し広くなっていますが、遠足当時はここでお弁当を食べたんだよね~?
もっと広かったような。。。
ここまでかなり足場の悪い山道を少しすべりながら歩いてきたので、来た道を戻るつもりでしたが予定変更。
山頂の看板で示されている他の山道が、どうもこれまでよりも良い道に見えます。
実家の近くには降りられず、バス2路線をハシゴしないと帰れませんが、歩く道も安定してますし、道のりも短いことがわかり、伊豆長岡の長瀬口に降りることにしました。
登り始めてから約3時間。
バス通りまで下山してきました。
伊豆箱根バス。
写真が撮れませんでしたが、外側のラッピングがすごくて、一見バスに見えなかった(;’∀’)。
下は中側です。
もう一本のバスに乗り換えるタイミングで、弟が車で迎えに来てくれました!
往復3時間で登れて、お天気が良いとなかなかの絶景!
ぜひにとお勧めしたいところですが・・・
40年前の私の記憶が薄らいでいるのか?登山道が変わったのか??
予想していたよりも、なかなか大変でした。
前日に雨が降ったこともあり、道はかなりすべりました。
小学2年生の遠足、という軽い考えがあったことに道中とても反省しました。
次男と娘は運動靴でしたが、私は出勤時の靴、長男はスニーカー。
これもよくありませんでした。
また、案外本格的な踏み分け道なので、案内標識があっても、ここであってる?
という不安があります。
水分補給が必要なくらい暑かったり、急に寒くなったりもします。
そんな時に、樹木の幹に動物のひっかき傷があったりすると更に焦ります。
動物の警告看板などありませんが、鈴ひとつ持ってくるだけで、気持ちはずっと変わるだろうなと思いました。
どんなに小さな登山でも、やっぱりちゃんとした服装・持ち物で、下調べをしっかりして、
時間に余裕をもって出発する。
これは今回の登山中思い知らされました。
それでも息子二人が頼りになり、登る前にネットで下調べも一応したのですが、ちょっと甘かったなというのは否めませんでした。
今回、「ヤマップ」というアプリもインストールしていきまして、
それは途中の写真などもあったり、コースの参考時間などもあり助かりました。
今回はしませんでしたが、コースの地図のダウンロードもできます。
(ちなみに発端丈山は山頂まで携帯電話が繋がりました!)
なにはともあれ、よい経験になりました。
山頂の空気は美味しく気持ちが良かったです!
しっかりとした準備で楽しく山登り。懲りずに(;’∀’)
簡単なコースはないかなぁと密かに調べています。
文:鈴木 陽子
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住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。
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