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ビオブログ

石割神社

あけましておめでとうございます。
総務のゆきです。

本日より二十四節気は小寒
「寒の入り」と言われ、これから更に寒さが厳しくなる頃。

七十二候の小寒の初項は【芹乃栄:せりすなわちさかう】。
植物のセリが、冷たい水辺で生え始める頃、の意味です。

 

初詣で行った…わけではないのですが、昨年に行った、山梨県山中湖東側にあるパワースポット、石割神社のお話です。

たいして下調べもせず、山中湖に来たから周辺のパワースポットめぐってみようと検索したらヒットした神社だったので行ってみました。

大きな巨石を祀っている神社らしいです。
 

車でどんどん山道を通って、鳥居前の駐車場に車を停めてGO!

 

まず鳥居くぐってからの階段にびっくりしました。

 長~~~い!!てっぺんが見えない!

石段は約400段あるそうです。
こんなに険しい道のりとは知らず、スカートにローファーで来てしまいました。
最終的には制覇できましたが、皆様来られるときは運動靴で挑んで下さい。

 

息も絶え絶え、この石段登り切った先には巨石を祀った社殿があるんだと願いつつ、
最後の階段上った先に見えたのは、

紅葉がきれいな、山中の休憩所。

そうです。石段400段登るだけではダメなのです。まだ通過地点です。
ここからさらに舗装されていない山道を通らなければいけないのです。

 

「石割神社はこっち→」「石割神社まであと●●M」という案内標識もなく、
不安になりながらずっと山道を進みます。

人通りもなく、進めども進めども巨石が見えないので不安になります。

基本一本道ですが、途中途中せっまい獣道もあり、
本当にこの道でいいのかな、さっきのほっそい道が正解だったのかな、とドキドキものです。

途中、道祖神もありました。
過去に遭難者や滑落者がいたのかなって考えると恐怖です。

 

あまりにも巨石や社殿がみえないので、もう引き返そうかな…と思ったころ、
近くの農器具小屋のとなりの茂みからガサガサって音がしました。

なにかの動物かな~って思っていると、
遠くの方からやたら熊よけの鈴をシャリシャリシャリシャリ激しく鳴らす音が!

シャリシャリ音が激しくなると、驚いたのか茂みのガサガサ音も大きくなり、
茂みの中の笹の葉がゆれて、

…これは…

 

…きっと…

 

…熊だ!!本物の熊がすぐそこにいるんだ!!
熊が出てきたら、目をそらさないで、背中向けないで、
ゆっくり後ずさりして逃げる、でいいんだよな確か~~。

と熊の対処法思い返しながら、茂みをずっと凝視して固まっていました。

 

 


数十秒たったでしょうか。

 

茂みから何も出てこないので、鈴の音の方へ急いで向かいました。
鈴を鳴らしたのは人間だから、その人に石割神社のこと聞いて
まだ先だったら諦めて引き返そうと決めていました。

そうしたら目の前に巨石が現れました。

左下にみえるのが社殿と人なので、かなり大きな巨石です。
そしてパックリきれいに縦に割れてます。

自分で撮ったのは近すぎてわかりにくいので観光公式HPから写真を拝借。

注連縄が巻かれた大きな巨石と、その前に佇む社殿です。
聞こえた鈴の音は、熊よけの鈴でなくて、社殿の参拝用の鈴だったようです。
それにしても激しく鳴らしていたなぁ。

 

岩の割れ目に向かって手摺と歩道がのびています。

そうです!この岩の割れ目、歩けるのです!!

ささっと参拝を済ませ、説明の看板もよく読まないで写真だけさっと撮って、
岩の割れ目歩いてきました!!

大人一人通るのがやっとの横幅です。
これ体重3桁超えの太ってる人だったら通れないかも…。
岩の間も高低差や階段があるので注意。

 

ほんの十数秒で通れてしまいますが、面白かったです!
苦労して来た甲斐がありました。途中で引き返さなくてよかった~~。

 

来るときは長~く感じた道も、帰り道は短く感じました。
400段の石段下りは膝にきましたが。

 

 

後日筋肉痛になやまされながら写真を見返して、看板の説明文をよく読んでみると、

『岩の間を3回通れば(時計回り)幸運が開けるといわれています』。

 

 

私1回通っただけだった!これじゃ幸運開けないよ~~。

また行くとしてもそこそこ遠いし、また石段400段と山道を歩かないと、
と思うと気が重くなります…。

説明文よく読めってことですね…。

 

文:佐藤 祐希

2021年01月05日

Post by 佐藤 祐希

カテゴリー:ビオブログ, 地域のこと

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