芝川のたけのこを食す
こんにちは、わかめこと、酒井です。
本日より七十二候の季節は、立夏の末候で【竹笋生:たけのこしょうず】。
というわけで、GW初日に、知人に誘われ、富士宮市芝川に、たけのこ堀に行ってきました。
今年で3度目。
昨年ブログにも書きましたが、毎年、採る量が半端なく、今年も一家族30本はあったのではないかと、いう位、掘って運んでの重労働。
何と言っても山の斜面はきつい(汗)。
今回は、このたけのこについて。
富士市の方は芝川のたけのこ(名称:内房たけのこ)といえば、えぐみがなくて、柔らかくて美味しいのは有名。
通常あく抜きの為に、米ぬかなどでゆでて、そのまま一晩置いて・・・とか、生のたけのこの処理って面倒なんですよね。
でも、この内房たけのこは、その地域の山の特性、豊富な栄養分をもった柔らかな赤土で育ち、えぐみが少なく、普通の水で茹でただけでアクが抜けるんです。
しかもとにかく柔らかいのが特徴です。
数年前からタケノコ王とか話題になってますが、あの方も内房産のたけのこを売ってるんです。
ふじのくに食セレクションのブランドにも認定された、内房ブランドたけのこなんです
その日、急な山を、車で何とか登り、頂上におじいちゃん主が待っていて、
「今年は不作なんだけど、最低一人10本は掘ってってよ、1m超えても絶対に美味しいから!大きいの採ってって。」
と言われ、山に入ると、昨年より確かに少ない。
もう、終わりの時期だから、生えてるのは50cm超えばかり。
でも、それがいいんですよ。
ここのは、ほんと柔らかいからね、と言って掘り出しました。
探しながら気づいたら谷底まで。
必死だったため、写真も撮ってません。
うちの旦那君が試しに1m超えるの採っていこうと、私の身長位ありそうなのを掘り出し、おじいちゃん主に褒められてました。
みんなにまるでテポドンだな、と笑われ、何とか持って帰りました。
おじいちゃん主から、下の堅いところはメンマにするといいよ、とレシピを頂き、早速作ってみました。
皮をむいたら、かなり小さくなりましたが、ほとんど竹…(笑)
さすがに下から15cm程は包丁を入れたら、堅いのがわかりましたが、20cm上からは、全然問題なく、下から半分くらいを繊維に沿って縦に切り、メンマにしました。
調理は簡単。
煮物を作る要領で、だしを中華だしにしただけ。
ネットで検索したら色々レシピ出てますね。
最後にラー油をかけたら、あら、ほんとメンマだわ。
ちょっと堅めの歯ごたえもGood!メンマって、中国産ばかりだから、自分で作れるのって嬉しい!
もちろん、その他はたけのこご飯、と焼きたけのこ等を堪能。
おじいちゃん主いわく、この山で、ニホンカモシカを何度も見ているそうです。
え、絶滅危惧種じゃないですか?南アルプスから移動してるんだとか。
自然の恵みと大地の力を頂けた、とてもよい一日でした。
文:酒井
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住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。
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