本場の安倍川餅を食べに行ってみた
最強最長GW最終日、本日から二十四節気の季節は「立夏」。
夏の始まりです。
立春から始まって大寒で終わる二十四節気。
節目です!
七十二候は、立夏の初候「蛙始鳴:かわずはじめてなく」。
田に水が張られ、カエルたちがメスを求めて鳴き始めます。
そんな節目のお題は、先日行ってきた静岡の安倍川餅のお店、石部屋(せきべや)さん。
創業は文化元年、1804年ですから、200年以上前!
前々回の丁子屋さんは400年前でしたが、文化元年だってまだ江戸幕府ですし、ナポレオンがフランス皇帝になった年です。
日本の企業ってすげー!
お店でつきたてのお餅で作ってくれますので、しっとり&もっちもち!
安倍川餅は静岡のお土産でも定番ですが、駅のお土産で売られているのとは、やっぱり次元が違います。
もう別の食べ物。
そもそも、安倍川餅をWikipediaで調べると、
江戸時代初期、安倍川岸で、徳川家康が茶店に立ち寄った所、そこの店主が黄な粉を安倍川上流(梅ヶ島)で取れる砂金に見立て、つき立ての餅にまぶし、「安倍川の金な粉餅」と称して献上した。家康はこれを大層喜び、安倍川にちなんで安倍川餅と名付けたという伝承がある。
実際は、江戸時代、日本では大変貴重で珍しかった白砂糖を使っている事から有名になり東海道の名物となった。東海道中膝栗毛には「五文どり」(五文採とは安倍川餅の別名)として登場する。徳川吉宗も安倍川餅が好物だった様で、駿河出身の家臣に作らせたりしている。
と、あります。
実は、友人である岡崎の女性建築家、幸設計建築の奥野さんと一緒に、とろろ汁の丁子屋さん→安倍川餅の石部屋さん、とハシゴしたのですが、私は、2,3口でギブアップ。
お腹パンパン。
奥野さんは、「別腹別腹!」と私の残した分もぺろりと平らげ、お会計時に発見した、ワサビ醤油でいただく「からみ餅」を、帰りの車中で「失敗したー、あれも食べとくんだったー」と何度も何度も後悔。
健啖ぶりに脱帽でした(笑)。
奥野さんいわく、
「女性にこれお土産にしたら、絶っ対に喜ばれる!!!」
だそうです。
日持ちしませんが、一度は食べてみるべき静岡のホンモノの味ですよ。
文:鈴木克彦
About Me
住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。
ビオブログアーカイブ
- 2023年5月 (1)
- 2023年4月 (2)
- 2023年3月 (2)
- 2023年2月 (2)
- 2023年1月 (3)
- 2022年12月 (2)
- 2022年11月 (5)
- 2022年10月 (6)
- 2022年9月 (6)
- 2022年8月 (6)
- 2022年7月 (6)
- 2022年6月 (5)
- 2022年5月 (6)
- 2022年4月 (7)
- 2022年3月 (6)
- 2022年2月 (5)
- 2022年1月 (6)
- 2021年12月 (7)
- 2021年11月 (6)
- 2021年10月 (6)
- 2021年9月 (6)
- 2021年8月 (6)
- 2021年7月 (6)
- 2021年6月 (5)
- 2021年5月 (6)
- 2021年4月 (6)
- 2021年3月 (6)
- 2021年2月 (6)
- 2021年1月 (6)
- 2020年12月 (7)
- 2020年11月 (6)
- 2020年10月 (6)
- 2020年9月 (6)
- 2020年8月 (6)
- 2020年7月 (6)
- 2020年6月 (5)
- 2020年5月 (6)
- 2020年4月 (6)
- 2020年3月 (6)
- 2020年2月 (6)
- 2020年1月 (7)
- 2019年12月 (6)
- 2019年11月 (6)
- 2019年10月 (6)
- 2019年9月 (6)
- 2019年8月 (6)
- 2019年7月 (6)
- 2019年6月 (6)
- 2019年5月 (6)
- 2019年4月 (5)