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ビオブログ

カツオ丼をみんなで食べてみた

本日より七十二候は、清明の末候で【虹始見:にじはじめてあらわる】。

カラカラに乾燥した冬から、次第に空気が潤って来て、きれいな虹を見ることができるようになるころなのだそうです。
虹が虫偏なのは、空にかかる虹を大きな蛇と見たてたためだとか。
私は蛇には見えないなぁ…。

虹とは全く関係ございませんが、今回の「びお静岡東部版」も、美味しいお魚のお話。
虹より食い気!

沼津の市場。
まだ暗いけど、海がべた凪なのはよくわかります。絶好の釣り日和なんだけどなぁ…。

朝から活気があります。

おっと、先日釣り上げたヒラメちゃんより大きいぞ…。

ヒラメと一緒にワラサもいる!
このまま仕事を休んで釣りに行きたい気分に…。

9kgを超える、丸々と太ったブリたち。
こんなのが掛かったら、竿が折れるか、興奮しすぎて心臓が破裂するな…。

と、釣りのことは泣く泣く諦めて、今回ゲットしたのは、この魚。

独特の縞模様。
答えはおいといて、さて、帰りましょう。

海は全く波がない。
いわゆるベタ凪。
やっぱり釣りいきたぁーぃ!

失礼しました。
で、今回ゲットしたお魚は、

はぃ、カツオ!
千葉県産の一本釣りの鰹です。

先日の焼津マラソンでカツオをゲット、そして、その前の高知の出張でもカツオを食べてきましたので、スタッフの「僕も・私も食べたいぞぉ-!」という視線に耐えきれず、仕事そっちのけでさばいて、カツオ丼を作って、会議の時にみんなで食べました。
(助手がいないのでさばいているときの写真が一枚もなくてすみません…)

高知で買ってきた「カツオ丼のたれ」も大活躍。
「小遣いで買ったのに、もうこんなに無くなっちゃった…」
とか、せこいことを言うとスタッフに嫌われるのでグッと我慢。

とても美味しくいただきました。

ちなみに、かつおの旬は年に2度。

春~初夏、黒潮にのって太平洋岸を北上するのが、今が旬の「初鰹」。

秋になり、水温が下がってくると、三陸近海から関東以南へ南下するのが「戻り鰹」です。

戻り鰹は「落ち鰹」と言ったりするので、武士には縁起が悪いと嫌われたそうですが、豊富な餌を食べて育った「戻り鰹」は脂が乗っているのに対し、春の「初鰹」はさっぱりしているのが特徴で、まさに、旬の「走り」です。

「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」は、江戸時代の俳句。

旬の走りは値が張るけれど、それを待つのは野暮、というのが江戸っ子。初物=粋。
江戸の頃の「初鰹」は、極めて高価で、「初鰹は女房子供を質に置いてでも食え」といわれるほどの人気だったのだとか。

カツオは鮮度が命。色の変化がとても早いですから。
新鮮なカツオを見かけたら、カツオ丼にしてみてはいかがでしょうか?
ネギとショウガは鉄板。

シソと、それから次の日が休みなら、ニンニクも入れると美味しいですよねぇ~!

文:鈴木

2018年04月14日

Post by 株式会社 macs

カテゴリー:ビオブログ, 食のこと

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住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
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