そうめんかぼちゃを食べてみる
今日は二十四節気は冬至。
一年で一番昼が短い日ですね。
七十二候は、冬至の初候で、【乃東生(なつかれくさしょうず)】。
夏至の初候「乃東枯(なつかれくさかるる)」に対応する候で、ナツカレクサ(夏枯草)=靭草(うつぼくさ)が目を出し始めるころ、という意味だそうです。
ちなみに、ウツボクサのウツボは魚のウツボではなく、筒状の花の形が、武士が弓矢を入れて背中に背負った道具=靫(うつぼ)に似ているからなんだとか。
さて、冬至といえば、栄養価の高いカボチャを食べて、ゆず湯につかってあったまり、無病息災を願う、というのが昔からの習わし。
でも待てよ…?
カボチャの旬て、夏から秋ですよね?
カボチャは、その頃収穫して、冬まで寝かすことで栄養価が上がるんだそうです。
で、せっかくならちょっと違ったカボチャにしようということで、スーパーで素麺南瓜(そうめんかぼちゃ)をゲットしました。
美人さんのカボチャ、という感じのスタイル。
正式には「キンシウリ(金糸瓜・錦糸瓜)」と言いますが、カボチャと同じ、ウリ科・カボチャ属。
包丁で切るとき硬いのはカボチャと同じ。
種の感じもカボチャですね。
茹でてみます。
すると、茹でられた部分が、糸状にほぐれます。
はぃ、錦糸卵みたいですね。
ソウメンみたいでもあります。
だから、素麺南瓜とか錦糸瓜とか。
ソウメンが取れたあとの硬い皮がヘルメットみたいで面白い(笑)。
英語ではスパゲッティスカッシュ(スカッシュはカボチャ)と言うそうです。
茹でないと塊になってほぐれないし、茹ですぎると野菜なのでやっぱりベチャッとしてしまいます。
ソウメンみたいに長くならなかった…。
失敗です。
調べると、ソウメンみたいに長く取るコツは、輪切りにして茹でて、流水で冷やし、冷えてからほぐして、水気を取って軽く塩で揉むのがいいらしいです。
でも、そうめんつゆで食べると、なんとも爽やか。
キュウリが好きな人にはたまらないかも(笑)。
こちらは、学校給食で子どもたちに人気のバンサンスー風。
春雨の代わりにそうめんかぼちゃで。
こちらもサッパリコリコリで美味しいです。
結論から言うと、そうめんかぼちゃは、旬の夏に、サッパリ食べたほうが美味しいし、手間がかかって結構作るの大変(笑)。
あ、作ったのは全て家内でして、私は切っただけ。
まぁ、常に上手くいくわけではない、というのも、ゆる系の「びお静岡東部版」としては味ってことでご容赦を。
文:鈴木
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住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。
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