リノベで解体後に腐りが酷すぎた場合の判断
信頼していた人に何十億も横領
されるってどれだけショックか。
お金の被害よりも裏切られた
絶望感のほうが大きい
のでしょうねきっと。
リフォームやリノベーションでは
解体後に腐りや破損が発見されて
もし、補修が必要な場合は
「それは別途工事です」
「その際は協議させてください」
として工事が始まることが普通。
いざ工事が始まり、その時に
想像以上に腐りがひどかったら…
お施主様は大きなショック
と共に「どうするか」の
決断を迫られます。
本日はそんなお話です。
2024.4.13 Vol. 4,655
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
富士市でリノベーション工事開始。
想像以上に傷みがひどく
一旦工事を中断せざるをえなく
なってしまいました。
前回ブログ
【軒ゼロ屋根のデメリット】
お施主様は悩んだ末
リノベーション工事の続行を
断念し、建て直すことを
決断されました。
この判断を下すにあたり
(というか一大決心ですね)
私はリノベと建て替えの
双方のメリットとデメリットを
お伝えしました。
もしもマクスがリフォーム屋
であれば
「それでもリノベの方がお得!」
とリノベを推すでしょう。
そして、もしもマクスが
新築しかしない工務店なら
「ここまでいくと
建て替えないと無理ですよ」
と建て替え推しでしょう。
どちらもウソではないならば
人は「背中を押してほしい」という
面も絶対にあるはずですが
新築もリノベもやるマクス
としては、最終的な判断は
お施主様自身が下さないと
後から「後悔」することになる
そう考えます。
ここまで腐っていても
ほんとに直せる?
補修方法を見てみましょう。
外壁からの漏水がひどく
主要構造である柱と胴差は
外側が半分腐っています。
写真部分をモデル化しました。
(写真は二階です)
裏から見ると、茶色の部分が
腐っています。
このままでは補修は不可能。
部材の交換が必須です。
でも、取ると掛かる梁が落ちるので
緑の梁と水色の柱を添えて
崩れてこないように仮に補強。
腐り部分を撤去し
赤い部分に新しく入れ替えて
サポート部材を外したら完了。
と、図でやるのは簡単ですが
実際には、外壁も全部解体し
足場も内外に設置し
数人がかりで慎重に工事する
必要があります。
私がこの様に指示すれば
マクスの社員大工たちは
ちゃんとやってのけるでしょう。
でも、大変なのは間違いない。
これが4,5ヶ所あれば
工事費もかなりに膨れ上がる。
それでも
「建て替えよりはまだ安い」
でも
「建て替えとの差が少ない」
どちらも事実です。
そうお伝えしました。
お施主様は大いに悩まれた上で
建て替えに変更を決断。
私としては、その決断が
「あぁ、決断して良かったね」
そう思っていただけるように
全力を尽くすのみです!
安心してお任せください。
この工事のブログ上のカテゴリー
リノベ#4 → 安心と安全の家
に変更いたします。
リノベでも新築でも
金額が大きいだけにどの方にも
不安や大きな決断が必要。
でも、悩んだ分、完成時は
とってもとっても嬉しい!
そんな思いがきっと完成見学会
で感じられると思います。
ご予約はこちらです!
2024年04月13日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。