三人の住宅建築家の流儀
実は先週末、
こちらに行って参りました。
そう、あれは桜島、鹿児島県です。
キレイですね?。
で、桜島が見える市民文化ホールで開催されたのは、上の三人の住宅作家のフォーラム。
300人もの参加者と一緒に、討論形式で進行するというとても珍しいフォーラムでした。
私は残念ながらクジに当たらずにフォーラムでは質問出来なかったのですが、やはり皆さん同じ事考えるんですね、質問が出たのは…
「これほど有名になると、夢が極限まで膨らんだお施主さんがやってきて、
仕事を始めたのは良いけれど、
工事が進むにつれて、テンションが下がってきて、
クレームまでいかないまでも、何となく工事が終わり、
お互い、モヤモヤ…って、それ以来一度も会っていない。
高名な建築家でも、そんな事があるのだろうか…?
いや、全てのお客さんと無二の親友の様になるなんて事もないだろうし…?」
と言う私の気持ちを代弁したかの様な(前置き長過ぎ)、
「大きなクレームって有りますか?」
と言う質問。
あえてどの方がおっしゃったかは伏せて、お三方からは、
「そりゃあるさ、大小含めて沢山…(笑)」
「もう、悲しくて悔しくて眠れない事だって何度も…(泣)」
「自分に非が有れば、自腹でやり直す。やっぱり自分にも痛みがなければ…」
「以上、満身創痍の三人でした(爆)」
あっ!そうなんだ!こんな偉い先生でもそうなんだ!
何だか救われる(笑)。
私は、憧れの中村好文先生にサインと握手をしていただいて、そりゃぁもう、天にも昇る気持ちでございましたさ。
もっともっと勉強して、あんな素敵な家を建てたいなぁ?っ。
と、会場の外に出ると、
「どーーーん!」
うわっ、桜島噴火っ!
桜島って、毎日噴火するんですってね。知らなかったから目玉飛び出ました。
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。