工務店目線でショールームでの雑感:キッチン編
Vol. 4,295
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
昨日に引き続き
【工務店目線で見たショールーム】
についてシリーズで
書かせていただきます。
「へぇ…そんな見方もあるのかぁ」
と、ご参考になれば幸いです。
昨日「マット」な質感が
ブームなのかな?
とご紹介しましたが
一緒に行った祭ちゃん
(てか、一緒についてって、僕はほぼ遊んでただけ)
もブログに書いています。
やっぱり私とは目線が違います。
そんなキッチン。
この収納もなかなかのデザイン。
けど…なかなかの値段だな…。
そして
そのマットな質感のキッチン。
昔は、いかにツルツルテカテカ
って各メーカーが競っていたのに。
まな板やかごを
段違いに配置。
これも昔はなかったけど
最近はどこでも
オプションで選べる感じですね。
今回へぇ~って思ったのはこれ。
アリそうでなかったなぁ。
発想の転換。
IHなんですけど
魚焼きグリルを開けると…
取っ手が取れるタイプの
フライパンとかなら
そのままここに入れて
オーブン的に調理ができる。
なるほどねぇ…。
今までの限界は
「こうして外して洗えるよ」
「大きいから
魚焼き以外もできるよ」
がせいぜいだった。
「もう無いんじゃない?」
っていつも思うんですけど
毎回思考を凝らして
モデルチェンジしてきますね。
特に資材インフレで各社とも
定価も掛け率(割引率)も
変更して高くなったので
割高感が出ないように
必死で考えたんでしょうね。
ちなみに我が家のキッチン。
二十数年前に建てた時
某メーカーの
「カタログにも乗っていないヤツ」
を設置しました。
ハウスメーカーが設備メーカーに
自社用オリジナルとして
無理やり作らせたもの。
設備メーカーとしては
シリーズ展開しなくていいし
黙ってても数が出るからオイシイ。
そのかわり、原価表まで出さされ
徹底的に値段を叩かれるんだそう。
こっそり売ってもらったんですが
たしかにめっちゃ安い。
けど、めっちゃショボぃ作り。
10年くらいで
扉はベコベコしてきたけど
まぁ…まだ使えます。
IHは一回壊れて取替。
その後SRHに交換。
食洗機は高かったので付けず
後付にして
それも壊れて今は二代目。
キッチンの高い安いはありますけど
20年てそんな感じで
「そろそろリフォームしたいよね」
ってなります。
だから、最初はそんなに
頑張って高いの買わなくても
いいと思う。
こんな洗面台も
20年前は無かったし。
設備機器の20年て凄い。
だから
建てたらほぼ更新できない
耐震や断熱だけは
その分
しっかりやっとくべきですよ。
まぁ…家内への言い訳も兼ねて。
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。