大工が作る造作家具の秘密
Vol. 4,234
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
本日はリフォーム中の
マクスの事務所からです。
既製品ではなく
大工がテーブルを作っています。
レイアウトにより、形が複雑なので
作るしか無いわけです。
奥の大工が外しているのが
長ーい万力。
長州力ではありません。
この万力で板と板をつなげて
ボンドでくっつけて
一枚の大きなテーブルにします。
つなげるのはボンドだけでは無理で
「ビスケット」
を使います。
食べられないやつですけど。
マネキンみたいに見えますが
社員大工の彰太です。
四角い枠を作るのに
材料同士を45度に切って繋げます。
「留め(トメ)に納める」
と大工は言います。
この材料の接着部に専用工具で
溝を付いて
ビスケットをはめ込みます。
ビスケットは圧縮乾燥されていて
ボンドの水分で膨れて
固まると木と木がくっついて
外れなくなります。
ボンドが固まるまで
万力で押さえておくわけです。
こうして大工は現場で
ピッタリの寸法や形に作ります。
「造作家具」と言います。
既製品との最大の違いが
「現場に合わせてピッタリ」
なんです。
出来たら柿渋ワックスで仕上げる。
昨日に引き続き昔は可愛かった
アルバイトの長男坊が。
がんばれ。
2023年02月17日
Post by 株式会社 macs
カテゴリー:社長ブログ, ☆リフォームのお話し
About Me
鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。