僕はなぜ家を作るんだ?-01 精算
Vol. 3,759
おはようございます。
頑丈な高断熱住宅を作るマクス
社長の鈴木です。
文化の日ですね。
実は本日、結婚記念日。
結婚して20年経ちました。
なんか20年前のカメラ…
ショボすぎるな…。
いや、そんなことより
この写真はハズ過ぎ。
バカ殿みたいに顔が白いぞ?
そんな恥ずかすぃ写真を
晒してでも
やらなければならないことが
あるらしい。
それは「過去の精算」。
「今日から生まれ変わるのだ」
とエントリーしてから
すでに100日以上。
十数年ブログを書いてきて
これまでの
「ブログは平日毎日更新」
から
「365日、一日も休まず更新」
にして頑張っております。
でも
ただ毎日続けるだけじゃない。
「魂込めて」毎日更新です。
言うは易し。
ただダラダラ書くのが
魂ではない。
この365日ブログをやるきっかけ
になった師匠の板坂裕治郎氏に
言われました。
「すーさんは
なんで家を建ててるのよ?」
あ、すーさんは私ね。
同業の集まりでも
こう呼ばれることが多い…。
「仕事だから?
そらそーやろ。」
「でも、
『仕事だから家作ってます』
って人に、一生に一度の
家づくりを頼むか?って話」
「『俺は〇〇だから
家を作ってるんだ!』
って何かが
すーさんにはあるはず。」
「それを見つけ出さなぁ
あかんっ!」
うーん…。
そうなんだな…。
そして、裕治郎氏曰く、
「その何かは
【過去の精算】
にある」
とのこと。
正直に言えば(書けば)、
現時点で
「はぃはぃはぃ
過去のあれを書いて
こんな感じに
現在の仕事に繋げれば、
【家を建てる理由】
につながるぜ!」
みたいな筋立ては…
全ったく
浮かんでこない
そして過去のことって
何書けば良いんだろ…?
仕事のことを書く以上
先代、つまり現会長の親父
のことも書かざるを得ない。
ここで親父が死んでればね
(不謹慎ですみません)
感動的な話にもなるのかも
ですけど、ピンピンして
好き放題生きてますしね。
こんな確執があって、
まったくもって水と油で…
って、そんな事書いても
読んでくださっている方に
不愉快な思いをさせるだけ
の気がするんですよね…。
いやはや…
筆が進まない。
(タイプが進まない、か)
ただ、この
「過去の精算」を
しなければならない
というのは分かるんです。
なぜなら、
家を建てるって
本当にエネルギーがいて
お客様と深ぁーぃところまで
潜っていくわけです。
打合せは常に順調で楽しい!
なんてことは少なく、
みなさん
予算や親との将来の同居など
様々な問題にぶち当たり
夫婦間でガチンコで
意見をぶつけあう。
その過程で泣き出す奥さんも
決して少なくない。
いや、僕が泣かしたんじゃ
ないですよ?
でも
泣かなかった人の方が
もしかしたら少ない?
最終的に家が完成したとき
には今度は嬉し涙!
ってなってくれることが
ほとんどなので
がんばれますけど…
お客さんのプライバシーの
奥の奥まで踏み込んどいて
「自分のことは隠しとくの?」
いや、ずるいよねぇそれは…。
そう、これが
「過去の精算」
をしなければならない
と思う理由です。
というわけで
本日はプロローグの
さらに前説。
これから休みの日とか
少しでもメンタルに
余裕がある時に
「僕はなんで家建を作るんだ?」
そう自問しながら
過去と向き合ってみたい
と思います。
「なんなんだこいつ…」
と嫌われるかもしれません
けどいい人を装うより
素顔のままのほうが
楽な年令になりましたしね。
続きがいつになるか
わかりませんし
何回シリーズになって
ゴールがどこかも
全く見えておりませんが
のたうちまわりながら
書いてみます。
こんなシンドい家業の妻を
20年も辛抱してくれた家内に
心より感謝しつつ。
2021年11月03日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。