葉山の美術館鑑賞
本日から二十四節気は霜降(そうこう)。
七十二候は、霜降の初候で【霜始降:しもはじめてふる】。
徐々に肌寒くなってきましたね。
そんな肌寒くなってきた某日、会社のみんなと一緒にお洒落な海辺の町、葉山に行ってきました。
観光でも釣りでもなく、有名建築家の作品を鑑賞して勉強するため、
言うなれば懐かしい社会科見学授業です。
建築家の吉田五十八氏が設計した山口蓬春記念館に行ってみました。
和風な建物で、日本庭園のお庭がとっても素敵との情報で楽しみにしていたのですが、
祝日の翌日だったので、まさかの休館日。残念です。
入口の門から外観だけ撮ってきました。
ちなみに社長から、
「御殿場のとらや工房がある旧岸邸は吉田五十八の設計だよ。昔ブログでも書いた。」
と教えてもらいました。
さて、こちらは神奈川県立近代美術館の葉山館。
もと皇室の別邸だそうです。ものすごく広くて開放的です。
20世紀フィンランドで最もすぐれたデザイナーの一人といわれる、
カイ・フランクのガラス作品展が開催されていました。
カイ・フランク氏の作品の一部をパンフレットから抜粋。
理科の実験道具セット、ではなく、調味料入れセット。
カラフルなコップセット。
普通に雑貨店で売ってそう…というツッコミはなしでお願いします。
普段使用するものだからこそ、シンプルで機能的な造形美が評価されたのだと思います。
カイ・フランク氏が来日した時撮った写真も展示されていました。
仏閣寺などの文化遺産建築物の写真は一切なく、
農村で働く人々や田園風景、日本特有の竹網籠など、
一般庶民の日常を切り取った写真ばかりでした。
普段使用するものを求め、造りつづけた方だから、異国の地に来ても、
その国の日常や日用品に焦点がむくのだと思いました。
私は旅行先で、有名な建築物の写真ばっかり撮ってしまいます…
有名なモノばかりでなく、ヒトやその地の日常を
もうちょっと見つめるべきですね(反省)
文:佐藤ゆき
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住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。
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