ケヤキの梁の家(富士市)
家づくり概要
親世帯の建物の建て替え工事に際し、敷地を2つに分けて、親世帯と小世帯の二棟が建てられた。そのため、敷地はギリギリで、一階の採光はほぼ望めず、必然的に二階ビングとなった。
南の方角が採光も風通しもよく、北方向には神社の境内の緑もあり、この南北の軸をよりどころとしてLDKを計画し、敷地の狭さを感じさせない、明るく開放的にすることが出来た。
心に残るエピソード
建て替え前の解体工事の打合せに伺った際に目を見張ったのは、立派なケヤキの大黒柱とケヤキの太鼓梁。解体して処分をしてしまうにはあまりにももったいないと、解体時に丁寧に外して会社の作業場に運び、社員大工の手に寄って再加工された。
上棟の際には上手に収まるか、全員が固唾をのんだが、立派に収まったケヤキの大黒柱と太鼓梁を見たときのお施主さんの嬉しそうな顔は忘れられない…。
鈴木
詳細データ
竣工:2018年
一階床面積:14.23坪
二階床面積:13.32坪
施工面積:40.76坪
耐震等級:3
断熱等性能等級:6
Q値:1.75
UA値:0.46
C値:0.3
η値:1.1
壁断熱材:木質繊維断熱材 60kg/m3 120mm
屋根断熱材:木質繊維断熱材 60kg/m3 240mm
サッシ:エルスターX
パッシブソーラーシステム「びおソーラー」搭載
設計施工会社
設計:株式会社マクス一級建築士事務所
施工:株式会社マクス
所在地
静岡県富士市