高気密住宅は息苦しいか
今月末に完成見学会の、富士市のパッシブソーラーのお宅です。
自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」です。
先日、気密測定を行いました。
写真に写っておりませんが、お施主様のお父さんが、昔、気密測定をしていた、とのことで、興味津々で見学していただいております。
これは、失敗できません。悪い数字が出たらどうしようと監督の勝亦も少々緊張(笑)。
測定スタート。
この機械で、家の中の空気を無理矢理外に排出します。
気密性が高いと、室内の気圧が下がります。
その下がり具合を、外気の気圧と比べると、機械が自動で気密性を計算してくれます。
一階から「うわぁーだめだー!」。
キッチンの換気扇の養生がめくれてしまい、空気が漏れまくり。
C=0.6。
養生をし直して、もう一回測定しなおし。
ちょっと見にくいですけど、左が最初の値。
右がやり直した値。
結果、C=0.5
厳密には、
総相当隙間面積(54cm2) ÷?建物外皮の実質延べ床面積(106.50?)=0.51
最近のマクスの建物は、みんな四捨五入すると、C=0.5です。
まぁまぁ、気密性は高い方だと思いますが、
さて!
「気密性は重要!当たり前だ!」
なのか、
いやいや、
「気密性が高すぎると息苦しい!家だって呼吸してるんだぞ!」
なのか…?
はたまた、
「当社のC値?測定はしてませんが、高断熱高気密住宅だから大丈夫です!」
でいいのか…?
気になる方は、日曜日の勉強会にお越し下さいませ(笑)。
下記よりお申し込みできます。
2016年03月03日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。