住宅の耐久性は〇〇で決まるんです
Vol. 4,313
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
連休が終わり、帰省中だった
大学生の長男と次男は
今日またそれぞれのアパートへ
帰ってゆきます。
なんとなく寂しいなぁ…。
別に、家族でどっか行くでもなく
私は連休ではなく例年通り連勤。
でも、私だけでなく
職人も9連休、なんてのは
まずないですね。
昨日も建具職人と打合せ。
難しい仕事に悩みまくり…。
いえね、左の親方なんて60年も
建具を作り続けてるんです。
仕事が分からなくて悩んでる…
じゃぁないんです。
「どうやったら
より丈夫で長持ちするか?」
考えるから、悩むんです。
図面の向こう側を考えてる感じ?
耐久性
言葉で言うのは簡単なんですが
住宅の耐久性って一言で正確に
言い表すのは至難の業。
そもそも、今の日本の住宅って
どれくらい
「長持ち」するんでしょう?
以下は、国交省のHPより
「我が国の住宅ストック
をめぐる現状について」
という資料の最終ページです。
滅失住宅の平均築後年数
つまり
「解体時に、築何年だったか?」
「死亡した時、何歳だったか?」
から求めるのが平均寿命なら
滅失住宅の平均築後年数は
家の平均寿命と言えますね。
アメリカの67年
イギリスの81年に比べ
日本は30年そこそこ…
短すぎない?
住宅ローンが35年ですから
やっと払い終えたら
もう持たない…ってことですよ?
国交省のHPでは1950年以前に
建てられた住宅(築70年以上)が
日本では5%以下であるのに対し
イギリスでは4割を超える!
とも書かれています。
うーん、なかなかエグい数字。
たしかに
イギリスの不動産会社の
HPとか見るとかなりの築年数の
普通の住宅が
6,000万とか8,000万とか
当たり前に載ってますんでね。
長持ちするからこそ。
これこそ資産価値です。
じゃぁ日本の住宅も
もっと長持ちさせようって
国交省の施策が「長期優良住宅」
けれど
長期優良住宅にしたところで
ほとんど何も変わらないっしょ
というのが私の持論です。
(税制優遇の役にしか立たない)
住宅に大事な耐久性は
・耐震性
・断熱性
・素材
・デザイン
これらが密接にリンクして初めて
成し得ます。
と、前置きだけで
どうにも長くなってしまいました。
でも、すごくすごく大事な部分
なので、何回かに分けて書くの
好きじゃないんですが…
明日に続きます。
(れ、連休でネタがないからじゃないですよ! はぃ)
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。