工務店目線でショールームでの雑感:質感
Vol. 4,294
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
昨日に引き続き
【工務店目線で見たショールーム】
についてシリーズで
書かせていただきます。
「へぇ…そんな見方もあるのかぁ」
と、ご参考になれば幸いです。
本日のテーマは【質感】
まずは下の画像をご覧ください。
右上は樹脂サッシ
左上は複合サッシ
下は昨日ご紹介のカバー工法の窓
樹脂サッシはガラス以外全部樹脂
複合とは、ほぼアルミの窓で
内側に樹脂を合わせてあるもの。
端部を見ると
樹脂は斜めに溶着されていて
アルミは部材が直角に合わさって
ビスで固定されています。
本日見ていただきたいのは
同じアルミでも…
ってところ。
普通アルミは
見るからに金属なんですけど
上のはかなりマットな仕上がりで
一見、「樹脂」と言われても
分からないレベル。
焼付塗装技術の進化なんだろなぁ。
シャッターまでご覧の通り。
ちなみに、樹脂サッシは
シャッター付きはありません。
構造上無理。
窓とは別の単体のシャッターと
合わせるしか無い。
まぁでもそのうち
作っちゃうのかも?ですけど。
塗装技術の進歩は
あくまで「見た目」です。
性能とは関係ない。
その取り組みは
否定しませんけど
やっぱ窓メーカーなんですから
自社のショールームの窓…
なんとかしましょ。
シングルガラスの窓は
思いっきり熱が入ってきて
ロールスクリーンを締めても
4月だというのに
むっとします。
こういう大型ガラスを
コストあまり上げずに
断熱化する事ができたならば
光熱費の観点から地球環境的にも
とってもとっても
大事だと思うんですよねぇ…
と、話が【質感】から
それてしまいました。
ショールームの一角。
キッチン・床・壁・収納・タイル
などなど
総合建材メーカーだけあって
トータルコーディネートで
空間まるごとご提案
って言う感じなんですけど…
はぃ、突然ですが
問題です!
上の画像
木がいっぱい見えます。
床
家具
TV台
棚
壁
キッチン
天井のルーバー
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この中で
無垢の木、つまり本物の木は
どーれだ!
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はぃ、正解は…
実はほとんど木じゃない。
本物の木は黄色で光らせましたけど
家具の脚と…
話題のペッパーミル(とヘラ)
ペッパーミルは白いのがナラで
濃い色の茶はオークでしょう。
印刷した木目は
キレイなんですけど
やはり本物の質感には
かなわない。
印刷された木目は
劣化してゆきますが
ホンモノの木は
使うほど味わいが出てきます。
この差は大きいですよね。
人間だって、50,60からですよ
味わいが出てくるのは! 笑
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。