僕なぜ番外編-08 お客様の奥様を号泣させた
Vol. 4,025
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
本日は日曜なので
過去のお客様との思い出
を振り返ってみようと思います。
家づくりは
・趣味嗜好
・貯金や収入
・子供の育て方
・両親との関係
と、間取り云々の前に
もう個人情報の塊をお客様と
共有することになるわけです。
時に、
いや、しばしば…かな…
話しているうちに奥さんの
「感情」が高ぶり、
泣いてしまうなんてことも。
まぁ、家づくりはそういった夫婦の
「アンタッチャブル」だった部分
を見つめ直すいい機会なんですね。
ただ、今回の奥さんは
そういうことではなく、
僕が思いっきり
「泣かせてしまった」お話。
もちろん、感動の涙、
じゃなくて
どーしようもない悲しい涙。
プランや予算
数多の課題をクリアし
晴れて契約・着工へ
という段になった時
奥様から電話が…
なんかものすごく落ち込んでいる…
え…
ど、どうかしました…?(汗)
少しお話していると
すぐに大号泣…
もう会話にならない…。
奥様が悲しくなってしまった
その原因とは…
マクスには
現在5人の社員大工が居ます。
全国的にも、
うちくらいの小さな工務店で
5人も正社員で大工がいる所は
ごくごく稀だと思います。
それでも
現場が重なれば5人だけでは
全然まわらない…。
当時は社員大工は3名。
当然、
応援の大工も頼むことになります。
それは僕からすると
まぁいつものことですし、
応援の大工も昔から一緒に
仕事をしてきた大工にしか
お願いしないので
「普通のこと」
なわけですが、
奥様からすると
「え?え?え…?
我が家は社員大工さんが
作ってくれるんじゃないの?」
って
心配になっちゃったんですね。
ただ…
「社員大工と外注の大工
全く同じ仕事します!
なんにも、
いっさい、
ぜんぜん、
ちぃーとも、
変わんないですよん❤」
って、言えるかといったら…
やっぱ言えねぇwww
だって、もしそうなら
社員大工の意味、無いですからね。
もちろん、
同じお金をいただくのに
この大工だと完成度が高くて
この大工だと正直イマイチ…
なんてことはあってはならない!
だから、
僕は自分で設計すると同時に
自分で現場を見に行って
自分で現場でダメ出しする。
嫌なやつだと思われてもね。
結局このお宅では
工事を数ヶ月遅らせていただき
社員大工の手で工事を
させていただきました。
最終的には喜んでいただけたので
よかったですけど
女性に号泣されるのは
メンタル削られます。
まぁ…
私生活では数々の女性を
泣かせてきましたけどね…
すみません…一回もありません…。
僕が泣いたことはあったけどぉ…。
2022年07月24日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。