燃えない木の外壁の燃焼実験動画
本日は昨日の予告通り
木の外壁の燃焼実験動画を
ご紹介させていただきます。
下の画像は
先日ご紹介した木の外壁の
DIY塗装風景ですが
後ろのマクスの事務所の外壁は
当時、無塗装のまま施工しました。
施工時の5年半前には…
こんなでしたよー
とご紹介しました。
施工時はもちろんキレイですが
シルバーグレイに経年変化した
今の様子も私は好きです。
日本でも「銀鼠」などと
このシルバーグレイを表す
色の名前があるんで
「侘び・寂び」と言うんでしょうか
昔からこの経年美というのは
愛されてきたのだと思います。
でも、いくら美しくても
火事の危険と隣り合わせ
ではいけませんね。
やっぱり、住宅は
安心・安全
が一番。
そこで…
「木の外壁って、万が一の火事の時に
どうなんだろう???」
という素朴な疑問のために
実験をしてみました。
スマホで画面が切れる方は
こちらのYouTubeページへ。
いかがでしょう?
最近良く見かける木の外壁。
動画でもご紹介しておりますが
木の外壁は裏側に石膏ボード
を施工すれば
法律上はどんな木でもOKです。
けれど、木の外壁は通常
腐りにくくするためと
室内の湿気を逃がすために
裏側に通気層が設けられます。
万が一!
その外壁に火が着いたら…?
後ろ側の通気層が煙突効果で
燃焼を加速させ
一気に燃え広がる危険性がある
ということが
この実験でもおわかりいただける
と思います。
マクスが使うウィルウォールは
日本で唯一
無垢材で準耐火構造認定
を取得しています。
(※実験で使用している
裏側の石膏ボード無し
で認定を取得しています)
発泡系防火薬剤が特殊な技術で
加圧注入されており
炎に当たると特殊な炭化層を形成
着火・燃え広がりを防ぎ
有毒ガスの発生もありません。
また、
カナダの天然林で伐採された高樹齢材
(オールドグロスと言います)
のウエスタンレッドシーダーなので
非常に耐久性が高く
長期間メンテナンスをせずとも
長持ちします(←すごく大事)。
もちろん、
その表情は灰色に褪せてゆきますが
「それも良い味じゃん」
と見れる価値観をもった方には
本物の自然素材のみが持つ
『経年美』を楽しむことが出来ます。
マクスのギャラリーページには
この木の外壁の施工例が
たくさんございますので
ぜひご覧くださいませ。
そして
マクスが使っている木の外壁
「ウィルウォール」のメーカーHP
もご紹介させていただきます。
チャネルオリジナル【WILL WALL】
2021年03月25日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。