防湿コンクリート下地のタイムラプス動画
昨日の続きで、富士市のマクスのモデルハウスの建設の様子をご紹介いたします。
自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」仕様です。
「写真撮るんすか?」
とカメラ目線のシロアリ屋さんの社長さん。
社長自ら現場でコソコソ…、ま、私と同じですね(笑)。
なぜ、基礎工事なのに、シロアリの業者が???
それは後ほど。
まず何をしているのかと言えば、防湿シートを敷いています。
べた基礎のコンクリートの下に、地面の湿気が上がってこない様に、ビニールシートを敷き込みます。
マクスのべた基礎は、最高等級の「耐震等級3」が標準ですから、地中梁が張り巡らされるため、シートの施工も大変です。
でも、キレイに敷けました。
なぜ、キレイに敷かなければならないのか?そもそも、コンクリートの下にシートなど敷いて意味があるのか?
もちろんあります。
ピクニックで、レジャーシートを敷いてお弁当を食べると、シートの裏面がビチョビチョになりますよね?
あれは、地面の湿気です。
湿気は水蒸気(気体)です。
水蒸気の大きさは、0.4ナノメートル。
コンクリートは1つの塊に見えますが、実は10?数百ナノメートルの穴が空いている多孔質(トムとジェリーに出てくるチーズのイメージ)なものなので、基礎の下の湿気はコンクリートを通して、簡単に上がって来ちゃうんですね。
だから、シートを敷いておくわけです。
湿気を防ぐ、「防湿」のためなんです。
ちなみに、マクスで施工しているシートは、シロアリの忌避剤が練り込まれた「アリダンシート」というものです。
前回の階段施工の様子、に引き続き、調子に乗ってタイムラプス動画を撮影してみました。
丁寧にテープまで貼っているのがお分かりいただけると思います。
昨日も書きましたが、モデルだからと特別な施工をしているわけではございません。
現在マクスで建てさせていただいているお客様のお宅と、全く同じ仕様でございます。
そんな、お客様のお宅の完成見学会情報&勉強会情報です。
2016年02月03日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。