窯業系サイディングの塗替え-1
久しぶりに、リフォームのお話を。
父の現会長が、私の亡き爺さんの会社に席を置きつつ、そのアフターメンテナンス部門として設立したのが、今のマクスの始まり。
それから丸40年が経とうとしておりますが、私が入社して20年以上になります。
数年で専務になって、ほぼ今と同じ仕事をするようになり、社長になってからはもうすぐ13年。
アフターメンテナンスが始まりなので、私が入社当時は、ほぼリフォームのみ。
私が社長になってからは新築の方が多くなり、今は6~7割が新築。
現在は、リフォームは一切広告していませんので(まぁ、新築もほとんどHPだけですが…)、
「マクスはもうリフォーム辞めた?」
と言われることもありますが、いえいえ、リピートの既存のお客様のお仕事は、今でもお陰様で忙しく工事させていただいております、
リフォームについても、長いノウハウの蓄積がありますので、本日は、外壁塗装。
いわゆる「窯業系サイディング」の塗り替えのお話を。
といっても、実は築18年の我が家。
これは、昔のブログでご紹介した画像なので、ちょっと小さいです。
(元画像が見つかりませんでした)
左の左官調のサイディングと、右の石積み調のサイディングの間、シリコンでシールされていますが、見事にひび割れています。
このとき、築9年。
やらなきゃやらなきゃ…と思いつつ、あっという間にさらに9年の月日は流れ…っていうやつです。
同じく当時の写真。
日の当たりにくい側は、切れていませんね。
よく日が当たる側は、紫外線による劣化が早いです。
同じく当時の写真。
ぱっくり口を開いたシーリング(コーキング)部分を指でなぞると、手に粉が。
これを、チョーキング、と言い、劣化のサインです。
はぃ、ここから今回の写真。
カッターで古いシーリングを取って打ち替えです。
シーリングは、三点で接着すると、必ず切れるので、シーリングがくっつかない処理がされた、ボンドブレーカーという板金を裏につけています。
上の写真の青い部分がボンドブレーカー。
ボンドブレーカー付きの板金が後ろにあると、両サイドにカッターを入れると、スルスルっと古いシール材が剥がれます。
そして、上のようにマスキングをして、再度シーラーと呼ぶ接着剤を付けてから、「変成シリコン」でシーリングします。
新築時は、サイディングの色に合わせて、シールを打って、そのシールはそのまま空気にさらされるのですが、新築時と違い塗替え時は、サイディングそのものと、変成シリコンを、その上から一体で塗ってしまうので、シーリングの劣化を大きく遅らせることが出来ます。
こうして下処理をしっかりしてから、ようやく塗装となります。
塗装したらまたご紹介します。
【12/8(日)老後も安心。お金のことを勉強するセミナー】※午前の部満員御礼
2019年12月03日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。