グラスウールの付加断熱
平成最後のブログでございます。
マクスは、明日より、10連休、とさせていただきます。
建築業界は、「連休って何?」「10日とも営業してます!」という会社も少なくありませんが、スタッフには、ゆっくり休んで英気を養ってもらい、リフレッシュして連休明けから頑張ってもらおうと思って、お休みとさせていただくこととしました。
なお、OBの皆様の緊急のご用の際は、会社の電話はいつでも繋がりますので、ご連絡ください。
そして私は、打合せがあったり、描かなければいけない図面もあったりして、会社にいることも…みたいな感じになろうかと思いますので、モデルハウスの見学や相談会のご依頼などありましたら、毎日はメールチェックできないかもしれませんので、お電話いただければ幸いでございます。
さて、平成最後のブログは、昨日に引き続き、静岡市の注文住宅から。
堀部安嗣建築設計事務所の物件でございます。
昨日ご紹介した、アルミ樹脂複合サッシが見えますが、サッシから上の青いシートは、マクスがいつも使っている、夏の逆転結露にも有効なアメリカ製の高っかい透湿防水シート。
そして下の白いシートは、安っすいやつやーん。
これには理由があります。
白いシートは、施工中に材料を濡らしたくないので、念の為施工した、無くても良いもの。
その理由は…
はぃ、室内を見ると分かります。
白いのが、高性能グラスウール。
その向こうにある、赤いのも、グラスウール。
赤いのは付加断熱です。
先ほどの安っすい白いシート部分の外側に、付加断熱を施工、その上から、いつもの青い、高っかいシートを施工して、桧で通気層を作ります。
赤い矢印のように、空気は抜けます。
湿気を逃すのと同時に、夏季の壁面の温度上昇を抑えます。
ぐにっ!て押さえた所。
高っかい青いシートが厚いので、透けて見えませんが、付加断熱の赤いグラスウールが入っています。
昨日、
「もちろん、こちらのお宅が樹脂サッシではないからと言って、断熱性が低いわけではありません。むしろ、静岡市においては、計算上、トップレベルの断熱性があります。」
と書きましたが、この付加断熱もあり、計算してみると、断熱性能を表すUA値は、かなりいい数字になっています。
計算結果をちょうだい、と担当所員の佐々木さんに言われないように、数値は内緒です(笑)。
それではみなさま、良いGWを!
次回のブログは、令和にて!
令和のブログは、百倍くらい読みやすいブログに生まれ変わります!
嘘です!
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。