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社長ブログ

この地で育てられた四代目です

びおソーラーの施工

今度の日曜日(10/1)は、富士市のケヤキ梁の家(二階リビング)の構造見学会ですので、本日も現場風景を。
自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」です。

現場では、屋根の上にパッシブソーラーの「びおソーラー」の心臓部、集熱パネルをスタッフが屋根に移動しています。

パッシブソーラーとは、いわゆる太陽光発電ではありません。
屋根で出来た暖かい空気を床下に送って建物を暖める、天然の床暖房、みたいなイメージです。

上の写真でカメラを撮っている私が写り込んでいるので分かるのですが、この箱は表面がガラスです。
ガラスの集熱は、風に左右されずに安定した高温の空気が得られる反面、漏水リスクがついて回りました。

パッシブソーラーにも、OMソーラー、そよ風、などがありますが、原理は同じ。
びおソーラーは、
・万が一ガラスから漏水しても、雨漏りが起きえない構造
・機能を徹底的に絞ることで、シンプルかつ大幅なコストダウンを実現
というのが他にない特徴です。

で、屋根の上。
こちらが南面で、パネルの前の予備集熱面。
この上にガルバリウムの鋼板の屋根が葺かれますが、桧の桟の間が空気層で、ここを通ってくる間に暖まります。

空気集熱面ではない北面から、パネルが上がってきました。

先程は私が写り込んでいましたが、裏面はこうなっています。
丸い部分は内部の断熱材が見えているところ。
この4つの何処か一つに穴を開け、そこから空気を床下まで運ぶダクトに繋げます。

こんな感じで納まります。

集熱パネルの下にスリットがあり、予備集熱された空気がここから入り、最終的にぐぐっと温度が上がってから、床下に送られます。

今週の日曜日の構造見学会では、曇りか雨でなければ、屋根で出来た空気に実際に触っていただけますのでお楽しみに!

まだまだ予約受付中です。
是非ご見学下さいませ。

 

太陽熱で床暖房のパッシブソーラーのある家の構造見学会です。

湯布珪藻土の良さと、施工と補修のノウハウを習得、さらに広島お好み焼きも食べよう!

2017年09月27日

Post by 株式会社 macs

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鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。

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