上棟を待つケヤキの古材
会社の事務所横の作業場では、社員大工の宮崎が奮闘中です。
建替えに際し、解体現場から丁寧に外してきたケヤキの大梁も、仕上げの段階です。
サンダーという機械で、表面の古い木肌を削っています。
削ると、茶色の肌が白くなります。
まさに、ピーリングでホワイトニング。
新しい仕口も作り、同じく外してきたケヤキの大黒柱や、新しい桁と繋げるようにします。
こちらは大黒柱側。
ちなみに、もともとの家でも、柱と梁だったので、古い仕口が残っています。
そこは、加工して出た端材で埋木をしました。
上の写真で、どこが埋木されている部分かわかりますか?
木目が違うので、よく見ればわかりますが…
印をしてみました。この↑部分です。
キレイに埋木してあります。
うーん、お施主様の喜ぶ顔が早く見たい(笑)。
準備万端! いざ、上棟です!!!
ケヤキの美しい目を見ると、うん、彼ら(彼女ら?)も喜んで上棟を待ちわびているようです。
こちらのお宅では、お施主様のご厚意で、構造見学会を開催いたします。
このケヤキの大梁と大黒柱がどのように使われたか、是非ご見学下さいませ。
湯布珪藻土の良さと、施工と補修のノウハウを習得、さらに広島お好み焼きも食べよう!
家づくりで大事なところは見えなくなる!
太陽熱で床暖房のパッシブソーラーのある家の構造見学会です。
2017年09月06日
Post by 株式会社 macs
About Me
鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。