古い家の梁を使おう
さて、4月が始まりました。週末のマラソン大会に向けて、練習で体がだるいですけど、頑張ってまいりましょう!
唐突ですが、最近車を買い換えました。
日産セレナに、二代、二十年乗っておりましたが、今度の車は…まぁ、新しい車の話はおいといて、前の車のセレナ、
二列目と三列目シートがガタガタ乗り心地が悪い、というのはあったけれども、全体に広めで、荷物も一杯積めて、燃費も割りとよく(11万km乗って、通算平均燃費9.9km/L)、事故もなく、本当によく走ってくれました。
で、某買取り屋さんで55,000円。
聞けば、南アフリカに行くんだとか。
「ドナドナドーナードーナー」
って歌が聞こえて来ました。
今頃アフリカで頑張ってるんだろうなぁ…。元気かなぁ…。
そう思うと、ちょっとしんみり。
仕事柄、建替の解体工事に立ち会うことがありますが、大抵は涙を流されます。
車でさえそうなんだから、それがずっと住んだ「家」となれば、やっぱり、「物」じゃなくなっちゃうんでしょうね。
そんな解体のお話なのですが、昨日は、建替え工事のお客様の所に、解体前の打ち合わせに行ってきました。
おぉ、この梁、欅(ケヤキ)です。
しかも、ケヤキって、すごく暴れる(ねじれたり割れたりする)ものですが、割れらしい割れもほとんど無く、節も少なくてキレイ。
これは、解体して捨ててしまうには惜しい!
本当は、「テーブル板」を新しい家でも使えないか?
というご相談で見に行ったのですが、いやいや、テーブル板だけじゃなく、この梁も是非是非。
ほかにも、9寸もある欅の柱(写真左に見切れてます)や床の間の地板は楓かな…?
いい材料がけっこうあって嬉しくなりました。
思い出になるのはもちろんですが、いい材料は、積極的に使ってあげると、新しい家でも、きっと喜んで働いてくれる、そんな気がします。
解体の時は、心がけたい考え方です。
最後は宣伝。
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2017年04月03日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。