日除けの効果を視覚的に見ると
言っても仕方ないのですが、朝から暑いですね。
暑いので、少しでも涼しくなりそうなネタにしてみます。
こちら、マクスのモデルハウス【冨嶽町家(ふがくまちや)】のウッドデッキ。
タープを張っています。日除けですね。
木造軸組海賊団です。
スタッフに内緒で作ったので、オープン直前に取り付けた時は皆からヒンシュクを買いましたが、意外と皆さん、お気づきになられないようです。
(イタい僕を気づかってそっとしておいてくれているのだろうか…)
このタープ、向こうが透けてますね。メッシュ地になっています。
ですので、暗くなりすぎず、さわやかな日陰ができます。
では、この日陰がどれほど効果があるのか、赤外線カメラで見てみましょう。
まずは、何もない場所。
濃い茶色で塗っているのもあり、表面温度は、なんと70℃超えてます。
熱くて裸足で歩けない!
室内への照り返しも…恐ろしいです。
次はタープの日陰部分。
だいたい41?43℃と言った感じでした。
30度も違うとは、測ってみてびっくりです。おかげで快適快適…。
?ちなみに、屋根のひさしのによって出来る日陰は、35.6℃。
深い軒が、いかに大事か、分かりますよね。
モデルハウス(いつものお客様のお宅もそうですが)は、とても軒が深いので、朝の東からの日射が一部差し込む以外は、日差しがリビングに差し込むところがありません。
雨の多い日本では昔から、すだれや朝顔はもちろん、建物本体も、軒を深く出し、窓の上には霧よけをつけ、雨と夏の日差しを防いできました。
冬は太陽が低いので、それでも室内に日が入るのです。
こちらは、今朝のマクス事務所。
東の窓からは、強烈な日差しが朝から差し込み…
のはずが、木があるので差し込んでいません。ありがたやありがたや…。
エアコン嫌いな僕は、もちろん、エアコン無しの扇風機のみ。
冬は、葉が落ちて、ちゃんとお日様サンサン。
こういうのを、パッシブデザインと言います。
2016年08月05日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。