珪藻土の比較実験 2
実験大好き、実験くんです。
珪藻土が固まりましたので
昨日の続きをご紹介させていただきます。
上の写真で、
左が合成樹脂入りの珪藻土、
右がマクスの珪藻土。
昨日も書きましたが
二つの違いのおさらい。
左の珪藻土は、カタログでも肝心の
珪藻土の割合が掲載されていませんが、
(珪藻土+無機粉)が87%、
合成樹脂(つまり化学ノリ)が11%、
残り2%が無機顔料(着色剤)です。
右は、マクスの珪藻土で、
約8割が珪藻土、
約2割が白土、
3%が食用デンプンと、
古紙由来のセルロースファイバーです。
お椀にラップを貼り、
その上に二つの珪藻土を塗り、
固まってから剥がし、
割ってみました。
写真ではその違いが分かりませんので
ビデオで見てみましょう!
合成樹脂、つまり、化学ノリで固められている方
は、粘りが強く、割れにくいのが分かります。
イメージとしては、ゴムが入っている感じですね。
これによって、ひび割れがおきにくく、
壁から剥がれたり粉が落ちたりもしない、
という性能を持つことになります。
これはこれでイイと思います。
塗り壁調のテイストというか、
ビニールクロスにはない独特の
テクスチャーを求めるだけ、であれば…。
ただ、自然素材の持つ安全性、
珪藻土が本来持つ調湿性を求める
のであればどうなのか…?
2014年06月03日
Post by 株式会社 macs
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。