酵素シロップワークショップ
本日から二十四節気は【寒露】。
寒露とは、草に付く冷たい露のこと。
先日の雨から急に涼しくなりましたね。
七十二候は【鴻雁来】です。
こんにちは。総務のゆきです。
クラフトコーラシロップを研究中の今日この頃、インスタで
「酵素シロップ」づくり
のワークショップ情報をゲット、早速申込して行って来ました。
以前イチジクかき氷を紹介したお店「JINQ」で行われました。
藤井聡太さんが富士宮で対局する竜王戦のオヤツに選ばれた、
「幻の黒イチジクのシュークリーム」
が運よく売っていたので買っちゃいました!
講師は酵素シロップの先駆者、杉本雅代先生です。
酵素シロップは材料を煮詰めるシロップと違い、生の野菜や果物と砂糖のみで、酵素の働きによって醗酵させて作るシロップです。
とっても体にいいシロップということです。
旬の果実と柑橘系の果物で、見た目にも可愛いシロップをつくります。
ワークショップでは、旬のイチジク、ブドウ、カボスをつかいました。
カボスは皮と白い薄皮を剥く必要があるのですが、それがなかなかしんどかった…。
映える断面になるように、果物を薄切りにします。
ハーブや豆類も一緒に入れるといいそうです。
青い花の矢車草や、美白美容液によく使われる白いハトムギ、実物初めて見ました!
ハーブはハイビスカスの花が、赤い色と香りがよく出るのでおススメだそうです。
白砂糖とスライスした果物・ハーブを交互に敷き詰めて、瓶の中でサンドイッチさせます。
見た目可愛くしたいので、あえて断面を瓶の外側にむけている果実もあります。
フレッシュで色とりどりの果実たちが可愛いです!
白砂糖がいっぱいで怖いですが、酵素が白砂糖をブドウ糖に変換してくれるそうです。
この瓶を常温に置いて、1日1~2回中身をかき混ぜる作業を1~2週間続けると、
果物の中の酵素が増えて、最後は酵素の泡がぷくぷく見える酵素シロップが完成します。
こちらは先生持参の酵素シロップ。
左側の液が茶色いのは、白砂糖でなく三温糖を使用しているからだそうです。
見た目は映えませんが、三温糖はキャラメルっぽくなるのでコーラシロップが作れるそうです。
クラフトコーラシロップに新たな可能性が出てきました!
酵素シロップなら、煮詰める時間や投入タイミング気にしなくていいですね。
後日酵素クラフトコーラシロップにも挑戦してみよう!
簡単そうに見える酵素シロップですが、かき混ぜるのは基本自分の手です。
肘まで石鹸でよく洗いますが、それでも手にのこっている常在菌と酵素がうまく反応して、酵素シロップが完成するそうです。
混ぜる手はケガしてはいけないし、ネイルアートなんてもってのほか!
手で混ぜても上手にシロップが完成しないケースだってあるそうです。
ネイルアート楽しみたい、手で混ぜたくない、失敗したくないという方は、完成した酵素シロップを種菌として少し入れましょう。
手の常在菌を入れる必要がないので、ヘラで瓶の中身を混ぜるだけでオッケーです。
完成した酵素シロップがないという方、杉本先生の酵素シロップ、ネットで購入できますよ。
ワークショップに参加した暁に、先生の種菌もらう気満々でしたが、指定の2L瓶がなく1L瓶を2つ作ったので、
「片方は種菌ありでヘラで、もう片方は種菌なしで手で混ぜてみましょう」
ということに…。
比較実験した方がブログネタとしてはいいだろうけど、素手で混ぜるのかぁ…。
ちょっと憂鬱ですが、実験開始。
ワークショップが9月16日のお昼でした。
気温が高い夏は1週間ほどで完成する予定です。
酵素が呼吸できるように、密閉しない容器で醗酵させます。
瓶の内側のゴムパッキンを外せばいいそうです。
ゴムパッキンが取り外せるのはこういう利用方法があるからなのか…。
お店で完成させてから1~2時間しか経っていませんが、左の種菌ありの方は液体っぽくなってます。
翌日、混ぜる前の状態です。
右の種菌なし、手で混ぜる方が赤い色がよく出ているような…。
左の種菌ありの瓶は、ヘラで混ぜます。目安は50回。
瓶小さいので小さいヘラがほしいです。
やっぱり大瓶で作った方が楽ですね。
右の種菌なしの瓶、よく洗った素手で混ぜましたよ!50回!
砂糖で手がねちょんねちょんになります~~。気持ちのいいものではない…。
やっぱりヘラで混ぜたい…。
1日後の混ぜた後。両方ともあまり差異なし。
手のほうが果実がクラッシュされた感があります。
2日後の混ぜる前。左の種菌ありのほうが、ピンク色に変化してます。
下に沈んでいる砂糖の量も少ないです。
2日後の混ぜた後。やはり種菌ありのほうがピンク色で泡多めです。
3日後の混ぜる前。
左の種菌ありの方が、果物浮いてます。
3日後の混ぜた後。
左の種菌あり、混ぜた後の泡が凄いです。もう完成しているのか!?
もう少し様子みます。
4日後の混ぜる前。
左の種菌あり、混ぜなくても泡のぷくぷくが見えます。
4日後の混ぜた後。
左の種菌あり、泡がすごいです。
もう完成でよさそうだけど、22日のマクス全員揃う日にふるまいたいので、21日まで育てることにします。
5日後の混ぜる前。
左の種菌あり、完成っぽいですね。でも念のため混ぜましょうか。
5日後の混ぜた後。
左の種菌ありは完成ということにしましょう。
まずは果実をざるで濾します。一晩かけてじっくり濾すくらいがいいそうです。
酵素は金属と相性がわるいので、金属製品は避けた方がいいそうです。
この果実たちは足湯に入れるもよし(古い角質がとれるそうです!)、
土にまぜて肥料にするもよし、
乾燥させてドライフルーツにするもよし、そのまま食べてもよし、だそうです。
ざるで濾した液を、ネットでもう1回濾して、酵素シロップの完成です!
イチジクの果実の色か、ハイビスカスの花の色か、ピンク色が可愛いです!
炭酸飲料でもないのに、酵素の泡がシュワシュワでお洒落!綺麗!!
会社にもっていってマクスの皆さんに試飲していただきました。
ピンク色が可愛くて、やや酸っぱくて美味しかったです。
朝一番の栄養ドリンク、疲れた後の疲労回復、寝る前に飲めば寝つきグッスリ、の健康ドリンク!
種菌なしの方の瓶も、2日遅れて完成しました。
酵素シロップの種菌も確保できたし、
今後もいろいろなバリエーション試してみます。
文:佐藤 祐希
About Me
住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。
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