2019沼津千本浜トライアスロン出場記
酷暑のおり…って感じなのですが、暦の上では、本日は【立秋】です。
七十二候は、立秋の初候で、【涼風至:すずかぜいたる】。
もう少しで涼しくなってくるはずです。
涼しくなったらスポーツの秋です。
と無理矢理、くそ暑いときに恐縮ですが、三年連続出場の、駿河湾の千本浜で行われた、2019沼津千本浜トライアスロン出場記を、トライアスロンの解説っぽく、今回のネタにさせていただきます。
オリンピックの種目でもありますしね。
会場の駿河湾は、ご存知の通り、世界遺産に囲まれた、日本で一番深い湾です。
昨年と一昨年、私は、一人寂しく出場してきましたが、今回は、私が設計させていただいたお客様達がチームを組んでリレーの部(スイム・バイク・ランを各一人づつ)で参加してくださいました。
バイクの部のMさんが、急遽自転車で転倒骨折(練習中かと思ったらラーメン屋さんに行く途中に事故って…)というアクシデントで、急遽、私の小学校時代の同級生を、飲んだ勢いで「うん、いいよ、出るよ」と安請け合いで参加させ、メンバーを無事3人に。
その同級生W君(左)とオーナーのNさん(右)。
その骨折して戦線離脱したMさんが、カメラマンとして家族で参加してくださり、写真もいただきました。
ここがスイムのスタート地点。
コースは毎年、750mでしたが、この大会は潮が早いことでも知られ、350mの往復750mだと、往復のどちらかが流れに逆らって進まない、ということが、過去の大会で何度もあり、後半のウエーブ(後術)ではスイム中止でバイアスロンになったりするのが恒例化していたため、今大会は、半分の175mの往復を2周、という変更が、事前にされていました。
スタート前、↑この様な「アンクルバンド」という測定用のチップが配られ、マジックテープで足首に取付けます。
ここで驚きのアナウンス。
少しでも全員に泳いでもらうため、潮の流れも鑑み、175mを片道のみにして、帰りはビーチラン(海岸を走って帰ってくる)に変更とのこと。
つまり、いつもの1/4にスイムが短縮になりました。
5年ほど前には、クロールは25mしか泳げなかった私にとっては、嬉しいような、でもちょっと残念なような、複雑な気持ち。
距離が例年(750m)の1/4になりましたが、やっぱりスタート前は緊張…。
スタート!
駿河湾は急深で、海岸から45度以上の急角度で深くなるので、水はきれいなのに、たった数m泳ぐと、もう視界には隣の選手くらいで、底は何も見えません。
なので、前を見ながら泳がないと、スタート早々、私のように頓珍漢な方向に泳ぎだします。
一方、我が木造軸組海賊団(マクスの運動&遊び集団)のリレーの部、トップを飾るOさんは、元水泳部。
今でも大会に出る現役スイマーなので、上位ゴールをねらっています。
この大会は、参加者も多く、年齢別、種目別に、4つの集団に分かれて時間差でスタート。
トライアスロンでは、これをウエーブと言いまして、40・50代個人の部でエントリーの私は第3ウエーブ。
一方リレーの部で参加の木造軸組海賊団は、私に遅れること15分後スタートの、第4ウエーブ。
Oさんが、恐ろしいスピードで後ろから追いかけてきます。
さすがにいつもの1/4なので、第4ウエーブスタート前に、私は陸に上がり、
たった175mでヘロヘロになりながら、「足いて、足いて…」と言いながらトランジション(自転車用に準備をし直す)に。
一方、リレーのスイム部門、堂々の7位でゴールしたOさんは、海岸の石も何のその、猛ダッシュ。
(ご本人、7位なのに、大会終了後、猛烈に悔しがり続ける…)
そのころ、トランジションエリアで、プニプニのお腹を晒しながら、一応急いで準備中の私。
そして、猛暑の中、何とか20kmのバイクから戻ります。
こちら、「めっちゃ楽しいよ!」と私に騙されて参加したW君もヘロヘロになりながらゴール。
私の息子の安い自転車なのに、そして、この日初めてロードバイクに乗ったのに(よい子は真似してはいけません)、日頃のスポーツジムのエアロバイクの成果か、私より3分も早いバイクラップ。
しかもトランジションがある分、私は7分ほど、ロスしており(スプリットタイムというのが後に発表されるのでわかります)、この時点で、私のすぐ後ろに迫られていました。
そんなこととはつゆ知らず、マシンの性能でW君を大きく引き離したと勘違いしながら、もう満身創痍で何とか最後の5kmのランを走る私。
大半は松林の日陰を走るのですが、アスファルトの炎天下では、ボランティアが水をまいてくれます。
「かけてー!かけてー!」
とお願いしたら、氷入りのめっちゃ冷たい水を頭からかけられて「ひぇぇぇぇええええ!」と言っているのが上の写真です。
一方、ターミネーターか、はたまた追跡中のハンターか、のごとく、「絶対に捉える!」と後ろから猛チャージ中のNさん。
実はNさん、当日の25時まで仕事をしていて殆ど寝ていません(よい子は絶対にマネしちゃいけません)。
炎天下の中、ゴールを待ちわびる仲間とその家族。
膝をやられていて最後の階段はプルプル状態の私、やっと到着!
「お待たせーっ!」
そして、ゴーーーーール!
何だこの爽快感、何だこの達成感!
ハーフマラソンでも、フルマラソンでも、100kmバイクの大会でも味わえない、アドレナリンどっぶぁーwwwの、この快感!
と、その快感に酔いしれる間もなく、タッチの差で逃げ切られたハンターNさん、悔しがりながら到着。
最後は皆で手をつないで感動のゴールイン!
いや、この写真みると、今でもちょっとウルッとします。
一緒に参加してくれた仲間に、感謝!!!
いかがですか?
この感動、あなたも味わってみては???
文:鈴木克彦
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住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。
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