フジモン建築を楽しみました
本日より季節は、小寒の末候【雉始雊:きじはじめてなく】。
雄雉が雌雉への求愛で鳴き始めるころ、だそうです。
で、キジと言えば桃太郎。
桃太郎といえば鬼ヶ島。
鬼ヶ島には奇っ怪な鬼の住処が…。
奇っ怪と言えば…、まぁ、ちょっと失礼なのですが、変わった建築物、といえばこの方しかおりません。
自然素材をファンタジックに使う建築家、藤森照信先生(インスタ女子の間では「フジモン」の愛称)の作品群を、山梨で見てまいりましたのでご紹介です。
こちらは、神長官守矢史料館。
同じくフジモン建築の浜松の秋野不矩美術館に行ってきたお話を以前ご紹介しましたが、秋野不矩は、もともと神主の家に生まれ、この神長官守矢史料館を見て、藤森氏に建築を依頼することを決めたのだそうです。
で、こちらの敷地には、まだまだ有名な茶室があります。
それが…
これだ!
その名も、「空飛ぶ泥舟」
一般には入れませんが、右のハシゴを掛けてにじり口からエントリーするのです。
入ってみたいですねぇ…。
入ってみたい茶室はまだあります。
ついに来たぁ!
こちらも有名な「高過庵」。
たしかに、高すぎだよこりゃ(笑)。
究極のツリーハウスですが、支えの木はコンクリートで補強されたものだそうです。
入ってみたいですね…。
そして、その隣には、
「低過庵」。
反対側から見ると、半分埋まっているようで、確かに低すぎ、ですが、この屋根、右側に動いて開き、いわゆる野点も出来るのだとか。
すごいことを考えますねぇ…。
秋野不矩美術館で、藤森照信展の展示を見た際、
「自分はまだ挑戦できているか?」
というような自問自答するメモがありました。
尾崎豊のシェリーみたいですね。
俺はまだ 馬鹿と呼ばれているか
俺はまだまだ 恨まれているか
俺は 真実へと歩いているかい
シェリー どこに行けば 俺はたどり着けるのだろう
かっけー・・・
文:鈴木克彦
About Me
住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。
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