- 2011.04.15 金曜日
- 沼津市のリノベーション現場です。
お化粧直しのリフォームではなく、耐震性能&断熱性能を、建てた時よりも上げるからリノベーションです。
耐震補強までご紹介しましたので、本日は暖熱改修です。
そう、リノベーションですから、耐震性も断熱性も、建った当時より性能を上げるのです。
と言っても、このお宅は断熱材がありませんでした(涙)。
いくら温暖な静岡とはいえ、寒かったでしょうね〜。
暖房代もかかりますし。
そんなわけで、とにかく暖かくしましょう。
使用した断熱材は、新築工事ではマクスの定番の、現場発泡ウレタン断熱材「アグリ」。
特徴は、
・気密性が高い
・世界初の、植物油(ベニ花油)を主原料とするウレタン断熱材
・100%、水によって100倍に発泡させるので安心
・廃棄時には土に還る断熱材
・自己消火機能があり延焼しない
・万が一の燃焼時にも、焼き魚程度の有毒ガスしか出ない
昨日までご紹介してきた通り、(新)在来工法の木造住宅には、筋交いや構造金物が非常に多く、そこに隙間無く断熱材を詰め込むのは至難の業。
ほぼ不可能と言っても過言ではないと思います。
壁内結露を防ぐためには、やはり気密シートで気密をしっかり取るか、断熱材自身に調湿効果があるような羊毛断熱材等を使うか、くらいが選択肢だと思いますが、断熱性と気密性を両方兼ね備える、
という意味では、現場発泡断熱は理想的だと考えています。
短所は、解体時のリユースが不可能。
やっかいなゴミになってしまうでしょう。
もちろん、だから家は長持ちしなければイケナイのです。
こちら施工完了場所。
昨日ご紹介した東南角、しっかり壁が出来ているのが分かります。
こちらは今度ユニットバスが入る、元浴室だったところ。
ホウ酸系防腐防蟻剤「エコボロンPRO」で、白蟻対策・腐り対策もバッチリです。
吹き付けると、即座に…
モコモコモコ〜っ!
見ていて気持ちが良いです。
というわけで、この気持ちよさを動画でどうぞ。
ちなみに、何で天井に断熱しているのか…?
それはまた来週のお楽しみです。
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