- 2011.02.25 金曜日
- 先週末に、リノベーションって何でしょう、と中途半端に終わってしまったのをうっかり忘れていました(反省)。
もちろん、新築ばかりが仕事ではございません。
そこで本日は、私が考えるリノベーションについて書いてみようと思います。
そもそも、住宅リフォームと言う言葉は和製英語で、外国でリフォームと言っても、服を作り直すの?となるようです。
外国では、内外装のお化粧直しや設備交換をリモデリング、大がかりな改修工事をリノベーションと呼ぶようです。
どちらも、私は外国人に聞いて確かめたわけではないので、“ようです”と中途半端な言い方ですみません。
さて、では、どこからが本格的な改修なのか?
私はこう考えます。
リフォームが住宅のお化粧直しなら、リノベーションは、住宅の性能を上げるリフォーム、だと思います。
キレイにするのは、建てた時のレベルにする、という事だと思いますが、
性能を上げるというのは、建てた時以上に耐震性を上げる、建てた時以上に住環境(断熱性と気密性)を向上させる、という事だと思います。
露台というよりテラス、
小屋裏部屋というよりロフト、
カタカナの方が何となく伝わりやすい場合もありますが、
中庭をパティオ…
外観をファザード…
とか、住宅業界にありがちな、カタカナや横文字にすると何となくカッコイイ…的に、リフォームよりもリノベーションの方が何となくカッコイイ…
としてはいけないと思います。
ただ、先日も神戸で開催された耐震会議で勉強してきましたが、これからは私たち地元工務店は、「リフォーム屋さん」とは明確に異なる方針、
つまり、
お化粧直しに終始するのではなく、来たるべき地震や高齢化社会に対応するための、
より耐震性があり、
より安全・快適に、
より耐久性のある、
リフォーム、まさしくリノベーションを実践して行かなければならないのだと思います。
ちょうどマクスでは、
【木造住宅の耐震&断熱工事をともなうリノベーション】
と、
【鉄筋コンクリートの構造躯体を裸にして断熱工事からやり直す、
スケルトンリフォームと呼ばれるリノベーション】
が始まります。
現場が始まれば、アップは忘れません(言い訳)。
ブログで詳しく進捗状況をご紹介して参りたいと思いますので、ご期待下さいませ!
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