- 2010.12.21 火曜日
- 裾野市の次世代パッシブソーラーの「そよ風」搭載の、長期優良住宅先導事業のお宅です。
大工工事も大詰め。
内部造作工事が進行中です。
あちこちに大工が作り付けの棚やテーブルを作っています。
その材料がこんなに沢山!
大工さん、ご苦労様。
そんな材料が立てかけてある壁をよく見ると…、
壁の下地材の色が所々違います。
これは、材料が足りなかったのでとりあえず間に合わせの…
いえいえ、そんなわけありません。
これは、建物を構造計算にかけ、外部の耐力面材モイス(地震に負けない家造り-1)だけでは耐力が不足する箇所に、内側から別の耐力面材(あんしんN)を取り付けているため、その部分の色が違うのです。
構造計算をした上で、取り付ける場所からビスの留め方までちゃんと決められます。
ただの経験や簡易計算で済ますのと、しっかりと構造計算をしてそれに則る、この違いも長期優良住宅先導事業の内容の一つです。
で、そのうえで、
棚工事。
つまり、見えなくなってしまう部分。
見えなくなってしまう所こそ、構造は大事。
活断層が活動期に入り、海溝・内陸型共に刻一刻と大地震の可能性が高まっています。
今後、M8クラスの巨大地震は、30〜50年の間に4〜5回起こると予測され、M7クラスは、その数倍起こると予測されています。
マクスでも来年は、大がかりな耐震工事や、増改築を含めた大規模リフォームが控えています。
いまいちど、耐震の知識を勉強・増強するために、年明けは神戸にて、
阪神大震災の『1.17市民のつどい』に参加すると共に、産官学が一堂に会する
『“木の家”耐震改修大勉強会 in 神戸』に参加してきます。
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