- 2010.11.02 火曜日
- 今朝のマラソンでの富士山。
いや〜綺麗だった。
朝日で赤く染まりつつ、山頂は白、山小屋も肉眼ではくっきり。
肉眼で山頂の行きを確認できるのは今シーズン初だと思います。
会社に来て私の席から望遠で撮影。
山小屋はこんな感じです(何合目かは間違ってるかも…)。
九号五勺の山小屋は見えませんでした。
さぁ、頑張って参りましょう!
さて、昨日は富士市の中古住宅リフォームの水回りリフォームをご紹介しましたが、本日はもう少し家の耐久性に関わる部分をご紹介致します。
家の耐久性に関わる部分は、初回にご紹介致した白蟻さん、そしてやはり雨漏りですね。
と言うわけで大事な防水。
こちらはベランダ。
今回、お客様と一緒に家中ぐるっと点検して、私が一番気になったのはココ。
ベランダのドレーン(排水部)。
結構傷んじゃってます。
ココは何が何でもリフォーム。
はぃ、綺麗になりました。
がっ!
あ”〜っ、失敗!!!
ある程度予想はしていたのですが、失敗しました。
施工後半月ほどして最終チェックすると、写真の右側が顕著ですが、防水層がポコポコっと剥離を起こしています。
これは、施工前にかなり下地材に水が染みこんでおり、再施工の際、これを見越して十分乾かしてから施工をしたのですが、思っていた以上に漏水は進行していたようです。
ウレタン塗膜防水工事の後、下地に染みこんでいた水が、太陽熱で暖められて蒸発しようとしたものの、今度は逆にきっちり防水されているため逃げ場が無くなり、防水層を浮かせてしまったのが原因です。
これは、私も現場監督時代、何度か経験しましたが、避けにくい失敗でもあります。
もちろん、理由をお客様にもご説明し、お引き渡しを少し延期していただき、防水層を一旦全て剥がして再施工をしました。
威張ることではありませんが当然費用は全額こちら持ちです。
防水は家の耐久性の要。
今回はベランダだけでなく、外部の塗り替え塗装もさせていただきました。
これは、高圧洗浄を施したカラーベストの屋根。
もう塗装がはげちゃってます。
洗浄の後、ここに塗装をしますが、ただ塗装するならペンキ屋さん。
これは何をやっているかと申しますと、塗装後、カラーベストの重なり部に入り込んだ塗料を切り取っている所です。
先ほどのベランダ防水同様、重なり部分は雨が逃げる場所。
塗装によって水の逃げ道が無くなり、余計に漏る…なんて洒落にならないことも実はあります。
塗料メーカーの施工要領書を見るとちゃんと書いてありますが、こういう作業をしない「ペンキ屋」さん、もの凄く多いです。
綺麗になりました。
これで、安心して住ますね。
新しいご家族の、新しい生活のご多幸を祈念申し上げ、よ〜ぉ、しゃん!
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