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ミニ建物探訪−津和野

出張報告の最後に、ぶらり途中下車の旅をしたのでご紹介させていただきます。

日本一の居酒屋で夢心地になった翌朝。
お酒大好きなくせに、お酒にめっぽう弱い私は、当然二日酔い。

朝食も全く食べられず、頭痛をおしてJR山口線へ。

うっぷ…。
揺れますね、この電車(涙)。


我慢していると津和野に到着。

山陰の小京都と言われるくらいですから期待して降り立ちましたが…

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調べると、自称?小京都って全国あちこちにあるんですね。
でも、同じ小京都なら、前回行った飛騨の小京都高山の方が圧倒的勝利だなぁ…。

街道は普通にインターロッキングだし、町並みらしい統一感もこれといって…
町並みを眺めながら歩いていると、結構なスピードで通りを駆け抜ける軽トラにひかれそうになるのが私はどうも…
決定的なのは場違いにでかい信用金庫。
あんな大きな建物が必要なんだろうか…?
それでもそれなりの雰囲気なのは、電線が埋設なのが大きいのでしょうね。

あ、でも、流鏑馬とか、白鷺の舞とか、石見神楽とか、伝統行事盛りだくさんだし、森鴎外生誕150周年ということで、町は盛り上がってました。
決してがっかりする町ではございません。

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こちらは、森鴎外も通ったという津和野藩校養老館。
歴史的な観光ガイドは書けませんので、面白いなと思ったのはこちら。

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大岡家老門。

養老館の門もそうですが、柱の根本や、

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梁(この様な門の場合、この梁は冠木(かぶき)と呼びます)の先端が、

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普通は意匠を施した銅板で巻いてあるのですが、木(欅でしょうね)で出来ていました。
本家の京都でも、銅板ではなく木で巻いてあるお寺が見られますが、この様に彫刻を施してあるのはあまり無いように思います。
当時の権威や粋が偲ばれますね。


あと、どうでもいいんですけど、津和野と言えば、水路にいる鯉が有名。

s-101022 (2).jpg

君、太りすぎだよっ。


それから、楽しみにしていた日本五大稲荷のひとつという太皷谷稲成神社に登ってきました。
普通、おいなりさんというと「稲荷」ですが、全国の稲荷神社の中でも、「稲が成る」と表記するのは珍しいのだそうで、大願成就の祈りが込められているのだそうです。
商売繁盛、商売繁盛…。

「太皷谷稲成神社に登ってきました」
と書きましたが、

s-101022 (7).jpg

この様に、坂道の参道に延々と連なる鳥居をくぐって登って行くのです。

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にしても、もう少しちゃんと設置すればいいのに…。
結構傾いてきてるよね…。
倒れそうだなぁ…。

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あ、やっぱり(左右の灯籠)。


参道を登って行って辿り着いた景色は感動的!

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先日書いた擬宝珠越しの津和野の景色も気持ちぃ〜。

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ただ、私としては、鉄筋コンクリートの現在の建物より、やはり木造の元宮(古い昔の社殿)の方が美しかったです。

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長くなったのでもう一回だけ来週に続きます。


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