- 2010.06.09 水曜日
- 静岡県富士市の、冨嶽町家です。
本日は雨。
ということで、タイトルは雨仕舞。
「あまじまい」と読んで下さい。
住宅で一番目立つクレームであり、
相談件数でも一番多く、
お客さんは一番イヤで、
工事する者にとって一番かっこわるいこと。
そう、それは今も昔も雨漏り。
こういう晴れた日は、
屋根がシルバーだから、夏の熱を反射するねぇ、何て言ってられますが、
(ちなみに現代町家は素材感を大切にしているので、屋根やサッシ等金属部は基本金属色)
もうすぐ梅雨。
すぐ雨降るからさっさと雨降っても大丈夫なようにしよう、と打ち合わせしている内に、
ブログだから、あっという間に窓取付完了!
もちろん、ただ取り付けるのではなく、万が一サッシの部品間から雨水が浸入しても良いように、立体成型の防水層を設け、二重・三重にガードしておく。
これが雨仕舞の基本ですね。
雨や風や地震には、常にビビリながら仕事をする小心者くらいで丁度良いのです。
写真ではわかりにくいですね。
常にこんな商品を使っています
↓
立体成型の防水層の説明は【バーチャルショールーム】で
「ショールームを見学する」をクリックし、「ウェザータイト」をクリックするとフラッシュで見られます。
いっつも同じ事を書きますが、こういう見えなくなるところに、いかに手を掛けるかで、家の持ちは全然変わってきます。
値段は、少しずつ変わってくるだけですが、その積み重ねで総工費が変わるのですね。
【冨嶽町家 構造見学会】22年6月19(土)・20(日) 富士市厚原
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