- 2010.02.02 火曜日
- 昨年、「大黒柱」という記事で、お客様の山を見に行ったお話しを書かせていただきましたが、昨日は、現場監督の城内と、大工と、植木職人とで、その大黒柱を切り出しに行ってきました。
今回選んだのはこの木。
やや根本に曲がりがありますが、そこから上は素直。
伐採方向や搬出から考えて、そして勿論サイズや木肌など、大工と相談して決定しました。
この森を親やお爺さんや、はたまたその前の人が手入れをしていたことを考えるんでしょうね…。
お施主さんのお父さんも、心配そうに見守ります。
大木がゆっくり動き出します。
来たぁ〜!
メキメキメキメキィィィ〜!
どっすぅぅぅ〜ん!!!
無事狙った方向に倒れました。
お父さんも一安心。
同時に、この木が枝を張っていた空間にぽっかり空が現れ、辺りが明るくなります。
間伐の必要性を実感する瞬間でもあります。
切り株を見ると、80年は経っている桧です。
私より倍も生きている桧。
手を合わせ、無事伐採させていただいたお礼をし、
「大黒柱として立派に納めるので、お力添え下さいませ…」
とこんな時ばかり信心深いのでした。
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