- 2009.12.17 木曜日
- お寒うございます。
早朝マラソンが辛くなってきました。
でもここでサボると、エントリーしてしまった駿府マラソン(ハーフ)完走できなくなるのでガッツです。
さて、本日は玄関引き戸のお話しです。
富士市の長期優良住宅先導モデルの家です。
玄関は、開く、いわゆるドアと、引き戸の二種類に大別されます。
開き戸は気密性が高く、引き戸は入る際に体を逃がさなくて良いので介護などでも入りやすい、という特徴があります。
また、引き戸は構造上必ず下側にレールがあるので、有る程度の段差が無いと水密性性が悪くなりがちです。
例えば、玄関ではありませんが、昔のお風呂は引き戸の場合、10cm以上の段差がありました。
ユニットバスになってからも、最初は開き度か折れ戸ばかりでしたし、出始めの頃の引き戸は、脱衣室に水が漏れることもありました。
でも、商品は日々進化します。
常に、新しい物、より良い物をご提供してゆかなければなりません。
ホースでの水洗いや、横殴りの雨でも、最近の引き違い玄関戸は水密性が大幅に改善しました。
それがこちら。
引き違い玄関戸の下側のレールの外側に、この様な大きな溝があります。
溝の下には排水ドレンがあります。
ドレン配管が施工された後、この溝はモルタルの中に埋められます。
こちらが人が出入りする部分。
右が室内側、左が外側です。
両方ともタイルで仕上げられ、溝部分に付いたステンレスのグレーチングと合わせ、ほぼフラットになります。
外の地盤から、
ポーチの階段を15cm上がり、
ポーチに水勾配(水が溜まらないようにつける僅かな勾配)を15mmとり、
上記の引き戸部分の段差が7mm、
玄関内の水勾配を15mm、
敷き台を15cm上って一階の床。
苦無く玄関から出入りが出来ます。
もちろん、建て始める前に設計段階で確認しておく事が肝要です。
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