- 2009.02.24 火曜日
- 本日のお話は仕事とは全く関係有りません。
新年明けまして…、と言ったと思ったら、来週はもう三月。
は、早すぎです。
三月になったら、雛祭りです。
弊社でお客様にお届けしているニュースレターにはすでに書かせて頂きましたが、義父よりお雛さんが届きました。
本来なら、一年前が初節句なのですが、何しろ一年前の今頃は、未だNICU(新生児用集中治療室)の保育器の中で、日記を見ると、ようやく1000gを越えた頃。
とてもそれどころではなかったんですね。
その意味では、お宮参りや初節句など、無事こういう行事を一つずつ向かえるたびに、病院スタッフの皆さんには感謝感謝なのでございます。
さて、本日のタイトルは「商魂」。
お雛様と商魂とは結びつかないかも知れませんが、私あることで非常に感心したんです。
義父に、好きなのを選んで、とお雛さんのカタログを渡されたんですが、最後のページに「迎え雛」というのがありました。
雛人形が家に届く際に、それを迎えるお雛さんを、迎える方で用意するのだそうです。
要するに、お雛さんは、母方の実家が買う物。
少子化で売れる絶対数には限りがある。
でも、この不景気、そうは高いお雛さんばかりが売れるわけではない。
だったら、父方の方にも何か売る物はないか?
ってな所でしょう。
う〜ん、たくましいっ!
商売とはかくなるものか、と感心致しました。
(もちろん迎え雛さんはご遠慮願いましたが…)
商魂と言えばもう一つ。
子供が生まれて以来、
「今が絶好のチャンスです」
「これが最後のお知らせです」
「今こそ…」
って、一体いつが本当の「今」なんだいっ!
と突っ込みたくなるほど、毎月毎月幼児のための学習セットのDMが送られてきます。
こっちもお雛さん同様、少子化で大変なのか、DMの内容も、オマケとは思えないほど豪勢で、DVDまで入っちゃってます。
でも、このビデオ、私感ですが、ちょっと酷い。
内容は…
小学校入学前の子供達が遊んでいると、変な動物(教材のマスコット)
がやって来る。
小学校にあがった未来のみんなを見に行こう!
とその変な動物に誘われて、タイムマシーンで未来に向かう子供達。
子供達は全部で四人。
四人は、どんなに素晴らしい小学校生活を送っているんだろう?
と期待に胸膨らませて未来に行くのだが…
四人の内二人は、成績優秀、残りの二人は、全く勉強について行けず、
暗〜い毎日を過ごしている。
駄目な自分を見て現在に帰って来た二人は、当然落ち込む。
すると、成績の良かった二人は、この教材で勉強していた事が判明。
変な動物は、「今からでも間に合うよ」とこの教材で勉強すること
を勧める。
変な動物に言われるまま勉強を開始した二人は、再度未来を訪れると、
四人とも優等生になっており、ハッピーエンド。
…って、おぃおぃ。
脅迫じみていませんか?
こういうやり方ってどうなんでしょう。
商魂たくましいと言えばそれまでかも知れませんが、子供達に
「オレ、○○がやりた〜い」
と言われても、へそ曲がりな私は、絶対にそんなのやらないのでした。
私としては、勉強が出来る人よりも、「お天道様に恥ずかしくない人間」になって欲しいと願うのでした。
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Comments
コメント有り難うございます。
「正直者が馬鹿を見る世の中」
これはどう考えてもおかしいのですが、だからといって、要領ばかり良い人間にもなって欲しくないですよね。
やっぱ正直が一番です。
あねご様
我が家も家内両親は7段飾り希望でしたが、それだけは、と丁重にお断りしました(笑)。
それより、節句を過ぎたらすぐにしまうか、あるいはわざと長く出しておくか…。
男親としては今から悩みます。
うちは娘二人ですが
小さい頃から不思議とお人形へいたずらしませんでした。
今年も飾ったんですけど
一体いつまで飾るか謎です。
下の娘が20才になったら
神社に納めようかと思っているのですが。
なにせ7段飾りで(笑)
飾るもしまうも、一仕事
へにょー
3人目もまもなく成人。
おかげさまで、何とか人様に愛され、可愛がられる子に
育ってくれました。(親の欲目かなぁ)
人生は、勉強の積み重ねまだまだ頑張らねば・・・