- 2008.10.31 金曜日
- 本日も、富士市で建築中の、次世代パッシブソーラー「そよ風」システム搭載の家の、システムの施工風景をご紹介致します。
こんな具合に、システムの下地部分は完成しました。
青いシートは、屋根工事が終わるまでの養生です。
向かって右側が南面の屋根ですが、棟(屋根の一番高い部分)に近い部分の色が違うのがお分かり頂けるでしょうか?
こんな感じになっています。
もっとよってみると…、
両サイドが空気層を作るための桧の桟です。
その間にはめ込んであるのが、錆びにくいガルバリウム鋼板製の採熱板と呼ばれる板です。
空気層を通る間に太陽の熱で暖められた空気が、この採熱板の所で、
蛇じゃんけんの様に、
くねくね進みながら…、
また、渦を巻きながら…、
屋根材の鋼鉄板から、さらに熱を得て、今までご紹介してきた集熱チャンバー内に運ばれます。
これがある事によって、屋根面にガラスを載せずにすんでいるのがOMソーラーとの大きな違いの一つです。
こんな板ぐらい板金屋にハサミで切らせて曲げれば…、
とも思いますが、ちゃんとした特許のものだそうで、多分、角度といい、数といい、計算され尽くされたものなのでしょう。
あまり書くと、製造元の社長さんも見てくれているそうなので、怒られちゃいますので、この辺にしときましょう(笑)。
流石に危険なので、屋根の上には登って頂く事は出来ませんが、この辺は、写真も含め、内部の機械と一緒に、明日の構造見学会ではご紹介させて頂こうと思っています。
ぜひお越し下さいませ。
明日(11/01の土曜日)の構造見学会の詳細はこちらをクリック下さい。
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